見出し画像

キー部8%に参加した話


キー部とは?

自作キーボード好きが集まる「キー部8%」に、新旧のAkashaを携えて参戦してきました。

300人が集まる天キーとは対照的に、キー部8%はこぢんまりとしたアットホーム?な雰囲気。参加者は約50人と規模は小さいながらも、その分濃厚なキーボード談義があちこちで行われています。

今回は、そんなキー部に参加して得たことをまとめていきたいと思います。

エンコーダーの位置はParen48

ぴろりどんさん開発の自作キーボード「Paren48」には、親指キーの近くにロータリーエンコーダーが搭載されています。最初は親指の負担が増え使いにくいのではないかと考えていましたが、実際に触ってみると非常に使いやすいと感じました。

一方、現在私が作成中のキーボードは、2つのロータリーエンコーダーを中央に配置しています。デザイン的にはまとまっているものの、操作するためには大きく手を動かす必要があり、使いにくいと感じるかもしれません。無意識のうちにデザインを優先し、妥協が生じていたことに気づかされました。

上から重りを置くだけマウント

ymknさん開発の自作キーボード「Frame60(仮)」を見ていると、ねじ穴が存在しないことに気がつきました。マウント方法に興味が湧き、ymknさんに伺ってみたところ、レジン製のケースに真鍮の枠を上から乗せているだけとのこと。自分で使用する分には、簡単で良いアイディアだと感心しました。

この情報を得てから、新しいマウント方法のアイデアが浮かびそうで浮かばない状態が続きモヤモヤしています。ケースの作成は、想像以上に難しいです。

自分だけのキーボード

これまでは「余剰基板を配布」する前提でキーボードを作成したきましたが、大きな問題点に気づきました。それは、キーピッチです。

一般的なキーキャップが使用できるよう、キーピッチを19mmにしていたのですが、私に合うのは「18mmかもしれない」という可能性があることに気づきました。

これを踏まえ、現在作成中のキーボードは、配布を意識せず、自分に最適なキーピッチで製作することに目標を変更しました。仮に配布することになった場合は、専用のキーキャップをセットにするかもしれません。

エンドゲーム幻想

私は普段、思いついたらすぐに実行に移すタイプの人間ですが、今回は自作キーボード作りにじっくりと時間をかけ、最高の1台を完成させようと決意しました。

しかし、様々な方に話を伺う中で、「エンドゲーム」というものは存在せず、どんなキーボードも使い慣れてくると不満が出てくるものだということに気づきました。

重要なのは、完璧なキーボードを追い求めることではなく、様々なキーボードを試しながら、自分にとっての最適なものを探求していく過程を楽しむことだと思います。

JLCイマジンブラック

ナズナさんの作成されたキーボードのケースが美しく心を奪われました。素材についお伺いしてみると、JLC3DPの「イマジンブラック」とのことでした。

イマジンブラックの実物は初めて目にしましたが、その深みのある黒色に惚れ込みました。これまで黒レジンを使用したことがあったのですが、どうしてもグレーがかってしまい、白っぽく見えてしまいます。イマジンブラックはまさに理想の黒色で、作成中の私のケースにも採用したいと考えています。

終わりに

今回のキー部では、天キーで学んだ「自分から話にいかないとダメ」という言葉を胸に、積極的に参加しました。その結果、多くの方と交流し、有意義で楽しい時間を過ごすことができました。

様々なキーボード談義はもちろん、他の趣味や格闘技、なぜかAIやインドの話など、多岐にわたる話題で盛り上がりました。また、自作キーボードの試作品を見せていただいたり、実際に触らせていただいたりしたことは、大変貴重な経験となりました。

最後に、キー部で交流させていただいた皆様、本当にありがとうございました。

この記事はAkashaを使用して書きました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?