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【キャリア論】学歴は意味がある?意味がない?を私なりに少し考えてみた結果

先日、姉からこんなLINEがきました。

姉「きいてー。会社で仕事出来ないおじさんいるんだけど、東大だった。学歴じゃないよね〜。」

分かる。言わんとすることは分かる。ただ、私は少し違う視点でみてる、、
そもそも学歴とは何を指すのか?そこから考えてみましょう。


▼目次
1)そもそも学歴とは何か
2)学歴と仕事の出来は比例するのか
3)大学へは行くべきか
4)結論、学歴は意味があるのか


1)そもそも学歴とは何か

学歴学歴と言いますが、まず何を指すのか辞書を引いてみましょう。
(学歴ってずっと見てるとゲシュタルト崩壊起きてきますね)

学歴・・・個人の学業上の経歴。

もう少し掘ってみましょう。

学業・・・勉強をすること。学問をすること。

つまり、学歴=勉強の出来不出来ということになりますね。
さらに言うと、大学の選別方法に関して日本は試験で選別しますが、米国では試験の他に課外活動や論文、面接によって選別するので、より日本の大学はお勉強で見る尺度が増してます。
加えて、日本のビジネススクール(いわゆる経営を学べるところ)は少なく、米国のビジネススクールの数は日本の6〜8倍多いと言われていることからも、日本ではビジネスはあまり学べない環境にあるかと思います。


2)学歴と仕事の出来は比例するのか

ということは、次のような式になる訳です。

勉強の出来不出来=学歴≠仕事の出来不出来

なので、学歴が良いからと言って仕事が出来る訳ではないんですね。(ちなみに、この段階までを姉に答えて、一言「マジレス」と言われました。知ってる。コミュニケーション的にズレてることは分かってる。真顔)


3)大学は行くべきか

ただ、じゃあ勉強してもしなくても、大学行っても行かなくても関係ないじゃん!という考え方は早計だと私は思っています。

毎日人事の方と話しているこちらからすると、企業が学歴の良い人を採用したいと思うことは自然なことだと思います。

理由は簡単です。皆同じ勉強をするという環境において、その時期に努力が出来たという観点では評価すべきですし、努力が出来る人は仕事を頑張って取り組んでくれる可能性が高いからです。さらに言えば、努力することを厭わない人が多いため、学業以外にも色んなことに精力的に活動している人が多い印象です。(金銭的な問題もありますし、行っていないことを否定している訳ではありません。ただ、行ける環境があって自分次第なのであれば、努力した方が良いという考えです。)

良い大学に行くべきだと言われたりしますが、個人的には、入学することが困難な日本の大学のシステムにおいて、良い大学を目指すという過程が遊びたい盛りの思春期を勉強に注いだり、結果が全てということを体感出来るので、良い糧になると思っています。


4)結論、学歴は意味があるのか

学歴に意味はあると思いますし、偏差値の高い大学の方が自分にとってメリットが多いことも確かです。

ただ、学歴と仕事の出来は必ずしも比例するとは言えないです。相関関係はあるとは思いますが、、

もっとも、仕事の出来はどれだけのパフォーマンス(アウトプット)を出せるかなので、勉強(インプット)だけでは方法論的にも違っていて比例しないんだろうなとは思っています。


言いたいことをまとめるとこんな感じです。

学歴と仕事の関係:
学歴と仕事の出来は必ずしも比例しない

学歴について:
偏差値の高い大学は他人視点、自分視点でもメリットなので目指した方が良い

仕事について:
仕事が出来る様になりたいならアウトプット(行動量)を増やす


学歴について考えてみた結果でした。

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