お笑いファンは優しい

(お笑い以外の)仕事が3連休中。
その2日目の今日は、
息子氏と近所の公園へ行ってきた。
帰り際、ちょっとだけ会話を交わした犬を連れたおじさんの所に「バイバイ」を言いにいった息子氏。
着実に大人になっている事を見せつけられている気がして、彼が少し眩しく見えた。
帰ってきた後は妻の焼いたクッキーをおやつに食べた。
僕の人生の中で、この1日があって良かった。

さて、今年のキングオブコントが「ハナコ」の優勝で幕を閉じた。
ファイナリストが当日発表、その割にシルエットは出しちゃう等々、ネガティブな意見も物凄くあった。
でも終わってみればやっぱり面白かった。

お笑いファンは優しい。
まだまだテレビのお笑いに期待している。

賞レースの決勝に変なテコ入れしなければならないくらい、テレビのお笑いは終わって
いる。
テレビのお笑いで育ってきた世代にとっては、これを認めるのが本当に辛い。
そんな期待するに値しない状況であっても、お笑いファンはテレビのお笑いに期待し続けている。

今年のキングオブコントはその期待の真逆を行った形になってしまった。
決勝が物凄く面白かっただけに本当にもったいない。

逆に来年のキングオブコント(開催されるのであれば)が物凄く楽しみになってきた。
本当にどうするんだろ。
お笑いファンも出場する芸人も納得して、尚且つ視聴率が取れる様な方法はないのだろうか。
視聴率以外の価値をスポンサー企業が見出してくれればいいけどなぁ。
無理かなぁ。

こんな期待し難い状況なのに。
お笑いファンは本当に優しい。
スベっても失敗しても、ライブに来てくださる方には楽しんでもらう努力は怠らない様にしよう。結果はどうであれ。


#エッセイ
#お笑い
#キングオブコント

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