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ウクライナ情勢 8/13日 

8月9日からロシア軍が全正面で攻勢に出ています。
東部ドンバスのウクライナ軍は露軍に包囲されないよう部隊を動かしつつ、少ない予備隊で反撃に出ていますが、ロシア軍の火力打撃により部隊の損耗が激しいです。ロシア軍の進撃速度は上がっています。ロボディネでもウクライナ軍の攻撃は続いていますがロシア軍に反撃され6線ある陣地帯の最初の陣地帯で阻止されてしまいました。

ウクライナ軍は崩壊寸前です。クピヤンスク正面では、ロシア軍の全面攻勢で1日1キロ前後突破が進んでおり、ハリコフ州からウクライナ側の住民避難が始まっています。
ウクライナ軍はオリコン川の線で抵抗しようと同川西岸に離脱しています。ロシア軍は南進しバフムートを包囲する作戦に出る可能性もあり得ます。NATO軍関係者はウクライナ軍崩壊を目の当たりにしたせいか、多くの将兵がすでに帰国しました。残っているのは数千名のポーランド兵だけとなっています。ポーランドとしてはウクライナ西部の領土を何としても自国に組み込みたいのでしょう。最後まで踏ん張ってロシアと領土分割に持っていきたいのだと私は考えています。

ここにきてNATOが35万人の兵力を結集するとかの情報が出ています。
たぶん、ポーランド国境辺りに配置するのだと思います。私にもわかりません。


ウクライナ軍が接触戦を超えて攻撃してくると、ロシア軍の警戒陣地は適当に応戦しながら後退していきます。自陣に敷かれている地雷原を抜けて下がります。ウクライナ軍はそこで地雷原にはまります。ここでウクライナ軍の後方に地雷をバラ撒いてしまい、袋のネズミにするのです。そうして動けなくなったウクライナ軍部隊を砲兵、ロケット砲、攻撃ヘリ、などで潰していきます。ロシア軍の指揮所は奥深く、30キロ~70キロも後方にあり、しかも地下にあり頑丈です。

ロシア軍が数キロ後退すると、インチキメディアはウクライナ軍が攻勢を強めたとか言っています。しかし、実際には飛んで火に入る夏の虫になっていたのです。ウクライナ軍の作戦は上空に援護してくれる戦闘機などがあることを前提にしているので、制空権が無いまま前進していくのは無謀だと言えます。40万人のウクライナ兵が戦死したいくつかの要因の中で、その無謀な突撃によるものが一番多かったのだそうです。一方、ロシア軍のほうは守ってばかりいて慎重過ぎる面がありました。10倍の攻撃力を持ちながら、ゆっくりとした前進はロシア国民にも不評でした。そんな状況でワグネルが常に前へ前へと進撃していく姿は、ロシア国民に輝かしく映ったようです。ロシア国民にワグネルが英雄扱いされているのはそのせいもあります。今夜はこの辺で止めておきます。
赤坂明菜

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