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猿も木から落ちる。

そろそろ暑さも増してきて本格的な梅雨になる今日この頃。
私は蒸した場所は嫌いではないが服が濡れる、汗が出る、機材がやられるとデメリットが多すぎる。
あんなに裸で寝てて気持ちいい環境ないんだけどね。

僕は睡眠のプロだ。
どんな場所でも状況に合わせて最高の眠りを導く。
多湿の場所でもそれは変わらない。
しかし、問題が一つある。
それが水分だ。
寝てては水分の取りようがない。
脱水症状になっては最高の睡眠も元も子もない。
気を付けていてもこればかりはやってしまうんです。
そんな時に思い出す。

「猿も木から落ちる」


を。
そういやこれの意味よく知らないで使ってる人もいるね。
今回はこのことわざを調べていこう。

猿も木から落ちる
【読み】 さるもきからおちる
【意味】 猿も木から落ちるとは、その道に長じた者でも、時には失敗をすることがあるというたとえ。
【解説】 木登りに長けた猿であっても、時には木から落ちるということから、達人と呼ばれるような者であっても、失敗することがあるということ。
(引用元:http://kotowaza-allguide.com/sa/sarumokikaraochiru.html

単純な失敗のイメージとして使われるこのことわざ。
実はプロのミスという意味であるということ。

また勉強になったね。


同じ意味のことわざで「弘法にも筆のあやまり」というのもある。

プロですら失敗をするのは当たり前というか、その対処がうまいからプロなんだろうと思うんだが、
まあそこは置いといて。

このことわざは分かりやすさに反してあまり使われない。
「弘法にも筆のあやまり」のが使用率は高い。
大体今の子が弘法を知っているのかと。お坊さんじゃね?ぐらいのイメージな気がする。
弘法は平安前期の真言宗の僧。真言宗の開祖である空海の諡号。
要はめちゃすごいお坊さんです。
日本史を専攻していればそこらへんは知っているだろうが空海=弘法というイメージを持つ日本人が一体どれだけいるのか。

この弘法さんは三筆という書道家ビッグ3的な人物。
お笑いでいう明石家さんま、ビートたけし、タモリと同じ立場ってこと。

こうやって考えれば確かにとんでもない人物だ。
プロというかレジェンドといっても過言でもない。
そんな人間でも失敗することがある。ということを現したことわざ。

なんということわざだ素晴らしいではないか。




事前知識があればという話だがね。

やはり弘法という存在を知らないと「弘法にも筆のあやまり」は理解しづらい。
それよりも木登りのアインシュタイン「猿」でも木登りを失敗する
「猿も木から落ちる」のほうが分かりやすいと思う。


ではなぜ使われないのか。
意味が伝わってないというのもあるが、プロを「」と例えることに違和感を感じる人が多いようで、

確かに猿よばわりするのはもうバカにしている感じもあるね。
「あいつ間違えてる猿も木から落ちるだよ。」

これは確かにバカにしている。
そもそもことわざの意味合いからして「失敗は悪いことじゃない」というものだろう。

それを表すには猿というのはいささか侮蔑の言葉に値する。
ネガティブなイメージにしてしまうのはよくない。






いや、そもそも「」をなぜ侮蔑の意味にするのか。
そもそも人間は他の動物を下に見すぎではないのか。

我々は忘れてしまったのだ猿が人間の上に立つ物語。

「猿の惑星」

を。


そもそも人間が生態系の上に立てたのは成長過程において脳が発達したからであり、
猿が我々と同じ知能を持てば生態系バランスは崩れ地球は瞬く間に変わるだろう。

そんな馬鹿な話あるか?と考えるだろうがこの世の中は分からない。
明日には隕石が落ちるかもしれないし、氷河期が来るかもしれない。
それと同様に動物が突然変異を起こす可能性もある。

ならば動物をバカにするのではなく、きちんと尊敬を込めて人生を送ろう。
そうすれば猿と呼ばれても誰も怒らないさ。




まぁ「猿の惑星」は類人猿の話なんだけど。



このことわざの意味は「どんなにその道に長けた人物でも失敗はする。」という意味。

要するに「失敗はつきもの」ということ。

失敗して当たり前なのだ。
我々は猿や弘法といった天才たちから失敗の大切さを教わっているのだ。
スティーブ・ジョブズも孫正義も誰だって失敗している。
ならば我々が失敗しないなんてことはないのだ。
失敗を否定するのではなく、その失敗を活かして行動すれば次は成功へと導かれるだろう。


恐れるな若者よ。
コワくなったらこの言葉を思い出せ
失敗したっていいじゃない。人間だもの。



みつおじゃん。




今回は「猿も木から落ちる」から大事なことを学んだ。
その中で思ったのは猿って木から落ちるのっていうこと。
その光景が見たくてもあいつら遭遇したら襲ってくるよね。
尊敬を持てって行ったけどまず身を守ることが大事だね。
まじあやまり



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