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十勝の日々

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北海道大樹町での生活の記録。
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#地方移住

なんてことのない、冬の楽しみ【岡山ひろみ】

こんにちは!町民ライターの岡山ひろみです。 前回は、『大樹町の冬1年目の奮闘記〜除雪編〜【岡山ひろみ】』にて除雪の洗礼を受けた話を書きました。しかし後日、大量の雪が降り(1日で75cm積もったようです)、「あれは序章に過ぎなかった…」と思ったのでした。 大樹に限らず、北海道の冬は長いです。1年のうち5ヶ月間くらいは「寒い〜〜〜」と言っている気がします。大樹に引っ越してからは、生まれて初めて−20度を下回る世界を経験しました。 よく−20度にもなると鼻毛が凍ると聞きますが、実

大樹町の冬1年目の奮闘記〜除雪編〜【岡山ひろみ】

1月7日、この日は眠気よりも使命感と謎の高揚で、私はいつもより30分早く目が覚めた。まだ太陽の気配なくひんやりとしている中、長靴と手袋を履き(北海道では手袋のことを「はめる」「する」ではなく「はく」という)大きなスコップを片手に外へ出た。そう、除雪である。 この冬、十勝は異常気象ともいわれるほど初雪が遅く、未だに積雪も少ないようだ。近所のスキー場は雪が足りないせいで未だにオープンできていない。札幌で生まれ育った私も驚くほど雪がなく、大樹に限っていえば、今シーズン初めて積もる

『意識が高くない移住』でも、良いと思う。【岡山ひろみ】

皆様はじめまして!2020年5月に、札幌から大樹町に移住してきた、岡山ひろみと申します。ず〜〜〜〜〜っと「おかぴー」と呼ばれているので、みなさんぜひ見かけたらおかぴーと呼んでください。 そんな私は、夫と猫2匹と暮らしています。今回は自己紹介も兼ねて、私がどんな仕事をしていて、どんなところに住んでいるのか、なぜ大樹町に来たのか、ということを書いてみようと思います。 景色に一目惚れして「都会で暮らさない」ことをリアルに考えた2019年1月。11年の東京生活でボロボロになり、2