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【泣き虫あきこの人生大全】

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感情、感覚、思考のチョコレートボックス🍫
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#エッセイ

どうしようもない夜のこと。

いつもなら、きちんとしまっている蓋が なぜか内側から外へ押し出されて ふわっと浮いてしまう…

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なにもかも思った通りじゃなかった1日

「明日空いてる? 金沢来ない」という仕事関係の東京の知人からのメッセージが来たのはおとつ…

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愛なき世界を生きていく

人は何をもって愛というのだろう。 そんなの人それぞれだってことくらいわかってる。考えては…

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裏切りに満ちた、よき人生

「これだけは一生しないだろう」と思っていることに限って、やってしまうのはなぜだろう。 正…

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2018年12月26日の告白

わたしはありとあらゆる方法で、自分を傷めるのが得意でしょうがないという人生を歩んできた。…

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12月4日に僕が決めたこと。

今朝、お母さんとケンカをした。寝坊して朝ごはんを食べずに学校へ行こうとしたら「だから言っ…

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【感情のトリセツ(2)】人の投稿を気持ち悪いと感じてしまう時

最近、立て続けに自分の感情を精査する機会があった。前から知っている人を、なぜか「気持ち悪く」感じるようになってしまったからだ。 ちなみにその人は、決して邪悪ではない。 どちらかというと心根はかなり良いことを知っている。もちろん嫌がらせをされたわけでもない。 なのに、なぜだろう。 今やフェイスブックの投稿ひとつとっても気持ち悪くてしょうがない。 あえていうなら、自分だけの独り言のようなポエム。ああ気持ち悪い。最初は我慢していたがよく考えるとそれも変な話なのでフォローを外した。

【小さき戦士のものがたり】

この世のすべての〝小さき人〟へ捧ぐ。        ◇ ◆ ◇ その人はわたしを「小さき人…

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感情のトリセツ。

昔から感情のことを天気のようだと思っていたけれど、最近ではもはや真実でしかない。 どこか…

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星の輝きと罪と罰

母は時々、昭和の古いスターの唄を口ずさむ。その日もそうだった。名前を聞いても唄を聞いても…

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アンチエイジングより、幸福な "エイジング"

わたしの母は和裁士だ。京都で西陣帯のリメイクアイテムをつくっている。その展示会であったり…

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頭の上のめがねに気づいた日

生まれて初めてみた3D映画は、2013年に見た「アナと雪の女王」だ。アメリカでエルザの声を担…

13

チョコレートで愛を語ろう

チョコレートはわたしの鬼門だ。 お金を惜しめなくて困る、唯一の食物なのだ。 焼き鳥大好き…

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男はみんな女から生まれている

半年以上左手首にしていた、友人からのもらいもの、美しくカットされた薄いあめ色のチャームがなくなっていることに気づいた。 手首にあったのは赤い糸だけだった。 それは友人がフランスのマドレーヌ寺院で 手に入れたものだということだけおぼえていた。 世にもおいしそうな名前だったので。 なぜか気になり、パソコンで検索をしたらMadeleineという言葉がフランス語で「マグラダのマリア」を指すことを知り、深いところがゆらっとしたのを覚えている。 マドレーヌ寺院の守護聖人は、聖女マ