マガジンのカバー画像

Extra

133
雑記帳のようなものです。
運営しているクリエイター

#ペンギン

琥珀糖

江戸時代に生まれた和菓子。 京都の旅館の主人が発案したのでは、といわれています。 藤の花を描いたのでごちゃごちゃしましたが、琥珀糖が、宝石(鉱物)のフェイクスイーツとして人気だということを最近になって知りました。 いつの間に…。その他、花や動物もある。 私は子供の時に法事で、四角いのを食べていた記憶がぼんやり残ってます。 材料は、砂糖と寒天。色付けは食紅(シロップやジュース)。香り付けはラム酒など。 昔とは違って、現代はもっと美味しい味付けになっているのだと思います。

パンデロー

ポルトガルの伝統菓子、半熟カステラです。上部がシワシワで、中身はトロトロ。 オヴァール地方の修道院で、まだオーブンで焼けてないカステラを取り出し食べたのが始まり。 十六世紀頃には有り、昔は贅沢品だったそうです。 イラストでは金平糖とアーモンドも描いておきました。シンプルすぎて寂しいので~! 以前は定番の四角いカステラを描いたことがあります☆

空飛ぶトランク

今回のイラストは、アンデルセン童話を元に描いたものです。 題名(邦題)は「ひこうかばん」または「空飛ぶトランク」などです。 もしかして知名度が低いかも? あらすじは、父から財産を継いだ息子が散財した後、友人から貰った空飛ぶトランクの中に入ってトルコまで行きます。 そこで息子はお姫様と出会って、自分は神だと偽り、面白い作り話をして喜ばせ、婚約をします。 しかし婚礼の日、トランクに詰めた花火が暴発してトランクが焼け、お姫様の所に飛んで行けなくなり破断します。 天罰系のお話です

レッドベルベットケーキ

赤いスポンジ生地とクリームのケーキです。 昔はココア豆と、バターやミルクの成分が反応して赤みが出ていたそうです。 現在はココアパウダーと食紅を使用。ビーツ野菜でも作れる。 発祥は諸説有り。 イギリスのヴイクトリア朝時代。アメリカ南部では伝統菓子。 ベルベットのように滑らかなケーキとして、アメリカやカナダでも人気です。 なんかアメリカのケーキって固いイメージあるけど、これは柔らかいのかな。

パブロバ

焼いたメレンゲ台にクリームやフルーツを乗せたスイーツです。 オーストラリアかニュージーランドが起源といわれています。 小麦粉を使うスポンジケーキの台ではないので低カロリー。小麦粉アレルギーがある人が食べられるお菓子。 以前に描いたススピーロはシンプルなメレンゲ菓子。今回のパブロバは豪華なメレンゲ菓子ですね。

ソーンパプディ

インドの飴菓子。口の中でふわふわ溶けるのだそうです。 材料は砂糖やひよこ豆、香りはカルダモン、飾り付けはピスタチオやアーモンドなど。 カルダモンは爽やかで上品なスパイス。コーヒーやミルク、紅茶にも入れられます。 口臭予防や消化の助けになったり、呼吸器官の不具合や血行や発汗に良いという。 背景は緑と赤のピスタチオと桜を描きました。 食べたことないので通販して食べるかも。

日本の飴

描いたのは日本の飴。風車飴、金太郎飴、手毬飴など。星型はべっこう飴です。 紀元前六から四世紀のインドで、飴に似たお菓子が既にあったそうです。 現インドの西ベンガル州にkandiという地域があり、棒の先に付けて食べるKandyという砂糖菓子があります。他の地域にも甘いお菓子がたくさんあって驚くほど。 紅茶の産地スリランカのキャンディ地方の綴りはKandy。 アラビア語はQUANDが砂糖。ラテン語はCANが砂糖、DYが型に流し固めるという意味なので、この辺の綴りが似ているので

ストロープワッフル&スペキュラース

ストロープワッフル 薄く焼いたワッフルに蜂蜜や黒糖のシロップを挟んだオランダのワッフル。 1810年頃にパン屋が残り物の材料で作った安価な焼き菓子で、国民に親しまれています。 ホットドリンクと合わせるといいみたい。コーヒーとセットにするのが定番。 スペキュラース オランダやベルギーでミラのニコラオスの日に食べるクッキー。近年は特別な日を問わず食べられています。 聖ニコラスや、風車や動物モチーフです。

宝楽焼

愛媛県今治市の名物。魚介類の蒸し焼き料理。 旬の食材を使うのが基本ですが、鯛が主役の鯛料理です。 食材の下に小石を敷いて蒸し、水分を落とすので旨味が凝縮されます。 見た目も作り方も豪快に感じるうえ、室町時代に海賊が戦いに勝利した際に食べられていたので海賊料理・水軍料理の扱いになっています。 昔は浜辺の石を使い、鯛を昆布で包み、砂を掛けて焼いていたそうです。

すいとん

歴史は古く、室町時代の書物に記されています。 調理法も変わり、江戸時代後期に小麦粉の「すいとん」が現れたようです。 地域によって「ひっつみ」「ちぎり」「はっと」「みみ」「つめり」など名前も異なります。 戦時中はお米が入手できず、小麦粉もない場合は海藻の粉で団子を作っていたという。現代の「すいとん」は具も味も豊かになっていったものなんですね。

清浄歓喜団

奈良時代に遣唐使によって伝えられた唐菓子に団喜(だんき)があり、これを再現した京菓子です。 元は密教の供え物。 清めの意味を持つ七種のお香が練り込まれた餡を、米粉、小麦粉の生地で包んで胡麻油で揚げて作る。形の結び目は八葉の蓮華。 ちなみに昔は、唐菓子は神仏へのお供え物で貴族しか食べられないものです。 味は美味しくはない…!?

落雁

米や豆、小麦などの粉に砂糖や水飴を練り混ぜて、型に押し固めた和菓子。 乾燥させた水分が少ない干菓子なので、お供え物として多用されている。 茶道と共に茶菓子として、安価な材料で作れるので庶民に親しまれるようになったそうです。 そのまま食べる他、飲み物に入れたり、料理の材料としても使えます。

うさぎまんじゅう

「紅白まんじゅう」の起源は平安時代の源平合戦。 源氏と平氏が赤と白の旗本に分かれて戦ったことと、赤は「めでたい」、白は「死装束」の死や別れがあるので、紅白は人生を表現しています。 「うさぎまんじゅう」としては、各地に色んな話がありますね。 島根県は「因幡の白兎」いちばん有名なうさぎの昔話。 ワニ(もしくはサメ)を騙して怒らせたので皮を剝ぎ取られ泣いていたら、通りすがりの大国主神(オオクニヌシ)に治療の方法を教えてもらって助かったお話。 福岡県は「崇福寺」 大応国師が宋の

クリスマスケーキ

日本で一般人がクリスマスケーキを食べるようになったのは昭和時代(1950頃から)。 高度経済成長期で菓子業界も発展すると共に普及したようです。 日本では誕生日ケーキと同様に、クリスマスケーキに蝋燭を挿して灯す家がありますが、英連邦諸国ではテーブルコーディネートとしてキャンドルをテーブルに立てて飾ります。 キリスト教の「自分自身を燃やし、周りを照らす」という意味がある。 ◆ いつもイラストを観に来て下さって、ありがとうございます☆