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#スイーツ

ワッフル

オランダ語で「蜂の巣」「wafel」、フランス語で「gaufre」が由来。 ルーツは古代ギリシャ。二枚の金属板で生地を挟んで焼いた「オベリオス」。菓子やパンの総称。 穀物を粥状にして焼いた、お煎餅みたいな食べ物。キリスト教によってヨーロッパに広がったという。 生地を発酵させて、ふわふわの焼き上がりにしたワッフルは、十六、七世紀のベルギーが初とされています。 砂糖入りのスイーツになるのが十八世紀。 格子状の模様になっている理由のひとつに、ワッフルの生地は生焼けになりやすかっ

キュベルドン

ベルギー(フランダース地方ゲントの町)の伝統菓子。 円錐型の砂糖菓子で、シロップが入ったグミのような食感。 シャンパンや紅茶に入れても楽しめる♪ パーティ用のスイーツにしたらいいかも。 綴りは「cuberdons」フラマン語。ベルギー及びフランス北東部で話す低地フランク語系統の呼称。 「方言」てことでいいみたい。 「円錐型」イコール「鼻のような形」という意味で受け取っていいのかな、と。 最近まではベルギーでしか食べられていなかったらしいです。富裕層の方に知られているスイ

ススピーロ

ポルトガル語で「ため息」。メレンゲの焼き菓子。サクサク、シュワシュワ、口の中でフワッと溶ける。 四旬斎(レント)で四十日間、祈って断食をした後に食べられるものだそうです。 四旬斎とはキリスト教で復活祭を準備する期間のことです。 紅茶を飲みながら少しずつ食べたいね。

ニーニッシュタルト

オーストラリアのラズベリージャムやバターを詰めた焼き菓子。 レシピの掲載どころ以外は、歴史、由来がほぼ不明。 真偽不明ですが、ニーニッシュ夫人がパーティ用に突貫で作った説がドタバタコメディ感があって好き。 ドラマ一本いけそう。 しかしどこから来たんだ「ニーニッシュ」の響き…。 ニーニッシュとは何だ。 ぼんやりしてたら思いつかないですよ、この言葉。 名前が気になって仕方ない。

レモンメレンゲタルト

フランス語で「タルト・オ・シエトロン」 ヨーロッパ系オーストラリア人に人気らしい。 移民と共に伝わった名残なのでしょうか。 「メレンゲ」の名が確認できる最も古い文献は1692年のフランス料理本。 証拠はないものの、1720年スイスのマイリンゲンで発明され、料理人ガスパリーニが改良したという説もあります。

ザッハトルテ

菓子職人フランツ・ザッハーさんの名前から付けられた、オーストリアの濃厚なチョコケーキ☆ トルテはドイツ語でケーキのこと。 フランツ・ザッハーは料理人として、オーストリア帝国およびプロイセン王国の外交官(政治家)のクレメンス・フォン・メッテルニヒに仕えていました。 一八三二年、ザッハーが十六歳の時に、メッテルニヒから依頼されたシェフが病になったので、急遽ザッハーがそのシェフの職を引き受けてザッハトルテが誕生したそうです。

プト&トゥロン

今回のペンギンおやつは、フィリピンスイーツ。 トゥロンは、サバという品種のバナナに黒砂糖をまぶした春巻き。 プトは、小麦粉か米粉を使用した、もっちり蒸しパン。 普段は見聞きしないお菓子は描いてて楽しいのですが、イラストだけ見ると、いったい何のお菓子か分からないのが難点ですね。

ハロハロ&サピンサピン

今回のペンギンおやつは、ハロハロ&サピンサピン! フィリピンのおやつです。 フィリピンのタガログ語で、 ハロハロは「ごちゃ混ぜ」紫の紅芋アイスはウベアイス。 ナッツとかフルーツとか色々入ってます。 サピンサピンは「毛布」 餅米を使って蒸したケーキです。 名前に面白味を感じたので採用しました~!

クロスタータ

今回のペンギンおやつは、イタリアの伝統的な焼き菓子。 クロスタータ! ベリーとかフルーツとか、ジャム、チョコを詰めて焼くお菓子。 タルトに似てるけど、しっとりして軽い食感。 家で焼くもので、朝食にもなるそうです。 名前の響きがいい。 クロスタータ!

かき氷

今回のペンギンおやつは、氷! 氷だ! 暑いから、かき氷です~! 連日の猛暑で、気が狂いますね。 早く秋になってほしい……。

カヌレ&フィナンシェ

今回のペンギンおやつは、カヌレ&フィナンシェ☆ 左は、フランスの伝統菓子カヌレ・ド・ボルドー。 外側カリカリ、中はしっとり。卵黄・バター・牛乳・薄力粉・砂糖、ラム酒やバニラなどで焼き上げたもの。 修道院のワイン醸造で余った卵黄を使うために作られたというのが始まりらしいです。 バラ型はフィナンシェ。 定番の型は延べ棒型。フランス語の意味では「金融」「お金持ち」。 アーモンドパウダーや蜂蜜が入った焼き菓子。 フランスの教会でテンペラ画(宗教絵画)の絵具で卵黄が使われて、余った

クグロフ、タルトタタン、オランジェット

今回のペンギンおやつは、フランスのお菓子三種です。 左にあるのがクグロフ。 奥にあるのがタルトタタン。 手前のペンギンが持っているのがオランジェット。 クグロフは、干しブドウやイーストを入れた生地を、王冠のような型で焼いたお菓子。 タルトタタンは、キャラメルリンゴやタルト生地で作られたお菓子。 オランジェットは、砂糖漬けしたオレンジピールをチョコレートで包んだお菓子。 https://www.amazon.co.jp/dp/B0CB6RXRP8 電子書籍として出版

コンフェッティ

今回のペンギンおやつは、コンフェッティ。 イタリアのスイーツです。フランスではドラジェ。 一見、食べ物とは思えないほどキラキラ、ツヤツヤしています。 アーモンドをシロップでコーティングして仕上げたもので、誕生日や結婚式などのお祝いで食べたり配られたり、色によってお祝い事が決められています。 古代ローマの時代からあったといわれ、その頃は蜂蜜でコーティングしていたようです。 https://www.amazon.co.jp/dp/B0CB6RXRP8 【ふくふく子うさぎ】

タルタ・デ・サンティアゴ

今回のペンギンおやつは、スペインのアーモンドケーキ、タルタ・デ・サンティアゴ! アーモンドパウダーと卵と砂糖だけで作れるシンプルなケーキです。 パウダーシュガーで聖ヤコブの十字架をかたどっているのが目を引きます。 聖ヤコブの遺骨が祭られているサンティアゴ・デ・コンポステーラの修道院で作られたケーキ。