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チキンライス

『チキンライス』という歌を聴いて、いつも思い出す光景があります。

わたしの家は子どもの頃、裕福という感じではなかったです。

そんな中でもたまに親が無理して、レストランとか外食に連れて行ってくれました。

わたしはお会計の時、必ず1番に店の外に出ました。

なんでか?

わかる人にはわかると思います。

レジの会計の金額を見るのが怖かったからです。

親に申し訳ない気持ちが湧いてきて、とてもつらくなるから、お会計の時は真っ先に外に飛び出ていました。

この気持ち、わかる人いるのかな??と思いますが、そんな感じでした。

親には初めての回転寿司チェーンに行ったあと、申し訳なさに耐えきれず、「ありがとう、ごめんね、大人になってからわたしが稼いで連れてくるからね」と言ったこともありました。

チキンライスの歌詞のように、レストランでは親に気を遣って、高いものは絶対頼みませんでした。

金銭的に裕福でない家庭に生まれることって、選択肢が狭まる可能性もあると思います。

100%肯定するつもりはないけれど、わたしはそういう家庭で生まれてよかったなって思う部分もあるんです。

そういう体験を小さいうちからすることによって、奢ってもらうありがたみも身にしみてわかっているつもりです。(もちろんお金持ちの方を批判するつもりではないです)

ただ、最近お金を無駄遣いしたので、子どもの頃の自分を思い出して気をもう一つ引き締めようと思いました。

わたしは「この家庭を選んで生まれてきてよかった」という点で、「自分で選んでよかったこと」にこの記事を応募させてもらいます。

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