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オープンに生きたいだけ

生理痛が今日はきつかった。
いつもだいたい1日目はかなりしんどくて薬を飲んでいるのだけど、

今日はいつもに増してダメな日だった。
帰りたい、帰ろうかな、と迷っている時点でもう帰った方がいいのだけど、

我はクライアント先に常駐の身。
しかも常駐し始めてまだ数週間。
なんか休みづらい。
しかもコロナ禍の中で体調不良で早退しますと言うと、なんか勘違いされそう。
体調悪いってわかってたんなら最初から会社来るなよって思われそう。

風邪だとなんとなくこれ風邪かも。とかなんか体調悪いかも。ってわかるけど、生理はいきなりくる。
1時間前まで全然平気だったのに、今もう、その場にうずくまりたいくらいしんどい。が普通にある。

勘違いされたくない。だから、ちゃんと理由言わなきゃ。

なんて言う?
生理ですって素直に言う?
腹痛がひどくてってちょっと濁す?
どうしよう。なんて言おう。

とうぬうぬ迷っているうちに薬が効き始めて少しマシになり、定時になった。

1年前、わたしは社内研修に参加した。
その研修の事前課題で、自分が気になる社会課題を一つ持ってくるというのがあった。

その時にわたしは「生理ちゃん」という生理を題材にしたマンガのネタを持っていった。

1人ずつ持ち寄った事前課題をシェアする時間があり、私は「もっとオープンに生きたいんです」と言って生理を社会課題として選んだ理由について話した。

なかなか踏み込んだテーマだったのでその後のディスカッションタイムでの題材として選んでもらえて、みんなで生理について考えて話した。

なんで生理休暇がないんだろう。
なんで生理だとバレたくない、隠したいと思うんだろう。
生理用品を買うとグレーの外側から見えない袋に入れられる。
薬局で生理用品を買う時、レジの人が男性だったらなんとなく嫌だなって思う。

仕事中にしんどくても、ものすごい眠けがきても、生理なんですってなんか言えない。

会社の制度が、まわりの環境がそうさせているんだと思っていた。
それもあるかも知れないけど、オープンに生きたいと思っている自分自身が、まずは変わり始めないといけないのかも知れないなと思った。

変わるのって勇気がいるな。
勇気がないから環境やまわりのせいにしちゃうのかもしれないな。

たまたまつけていたテレビで生理特集がされていてなんてタイムリーなんだ!
と思って勢いで書いた。

社内研修でみんなで生理について学んだり、
生理用品をみんな(男性社員含む)に配ったり、
あらたに生理休暇を設けたり、
少しずつ環境が変わってきている。
変わり始めていること、ぜんぜん、知らなかったな。

明日ももししんどかったらちゃんと迷う前に休もう。

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