「あの時よりはマシ」という思いが、全てを支えているのかもしれない。
noteを開いたら「#スポーツがくれたもの」というお題が出てきて、そういえば中学時代に一瞬だけ、陸上部に所属していた時のことを思い出しました。
中学1年生の時です。
私、小学校の6年間はずっと足が速かったので、その延長で「このまま運動会で1等を取り続けたるんじゃ!」という安易な思いから、中学入学と同時に陸上部に入部しました。
...が。
基礎練習が
死ぬほどキツかった(ヽ´ω`)
とにかく
走る!
走る!!
走る!!!
①50m×3本
②100m×3本
③150m×2本
④200m×1本
これら①〜④を通して続けたり、そのあと追加で800m走をしてみたり(ヽ´ω`)
(これらはあくまでウォーミングアップ扱いです)
中でも一番キツかったのは、
「地獄のエンドレスリレー」
一周200mのコースを半分(100m)に分け、
A地点とB地点に部員が半分ずつ配置され、100mリレーを続けていくのです。
図にするとこんな感じ。
↓
小さい●が部員達です。
リレーを続けて、200mの周回コースをぐるぐるぐるぐる回り続けるんですね。
これの何が辛いってね。
顧問の先生が「終わり」の合図を出すまで、
ずーーーーーーーっと走り続けなければいけないんですよ。
ずーーーーーっと、エンドレスでリレーし続けるんです。
もちろん全速力です。
ずーーーーーっと。
ほんで顧問の罵声が飛んでくるんですよね。
「チンタラ走るなぁぁぁーーーー!!!!」
今でもあの声を覚えてます(ヽ´ω`)
で、この地獄のリレーが終わったあと、喉の奥で血の味がしたんですよね。
初めてだったんですよ。
喉が血の味したの。
もうね、これほど苦しかったことは、後にも先にもなかったです。
この時味わった地獄の苦しみは、40代になった今でも忘れられません。
中学を卒業して、その後大人になって社会に出て、ほんとに色んな辛いことはあったけれども(心身ともに)、はっきり言って、私にとってはこれ以上に苦しかったことはなかった!いまのところ。
そんな感じで、何か苦しい・辛いことがあるたびに、
「いや!あの!エンドレスリレーよりはマシだろう!!!」
と思って、大概のことは乗り越えられるようになり、元々持っている「ド根性」も手伝ってか、ここまで折れずに生きて来られました。
何かあった時はいつも、あの時の血の味を思い出しています。
今でも鮮明に思い出せる。
てか、ここまで書いてて思ったけど
ど こ の 軍 隊 や (ヽ´ω`)
〜おわり〜
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