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[今年14本目]ザ・ビーチ

公開当時から知っているけど、なんかみる気がしなかった映画シリーズ。
というかんじですかね。
この映画はほんとシリーズ名にぴったり。

2000年公開の映画で、僕の記憶ではデカプリオが炸裂してた頃の作品。タイタニックの3年後。まあタイタニックもまだみてませんが。
でもタイタニックとかそういう系の映画をちゃんと観ていないあたりが、本物の映画好きと、僕みたいなニワカ映画ファンとの大きな違いですよね。
本物はどんな映画もちゃんとみてるもんね。

なんかカッコつけて斜に構えてタイタニック観てないとか、わからんでもないけど逆マウントだよねっていう、開き直ってる感じが非常に鬱陶しいと感じられてしまうかもしれないけど、その部分一回お許しいただいて、切り分けて一旦脇においておいた上で申し上げますけど、本当に興味が湧かないんですよ。

逆に、そういった立ち位置になってしまった映画なので、興味がないにもかかわらず、一度は見ないといけないのかな、とか感じてしまっているんですよ。何を観ようと僕の勝手ですよね? じゃあそれでいいじゃんとか書いているわけですけど、こうやってブログのネタになってくれているわけですから、有り難い存在ですよね。やっぱり観ないと!

さて、そんなタイタニックと近い印象を抱いていた本作品。
まあ大体想像通りだったなと。
今日鑑賞したという事実が、いつかどこかのバーカウンターでこの映画の話になった時に、「あんな予想通りすぎる展開の映画ってある??」っていうような話で盛り上がるきっかけにはなってくれると思うので、まあ悪くはなかったと思う。

「あー、ビーチね〜。観てないんだよね〜」とか言って、ひねくれ者の映画好きみたいに思われない資格を手に入れた。

この作品、監督がダニー・ボイルなんですね。
お恥ずかしながら「トレインスポッティング」と本作品しか観ていなくて、ダニー・ボイルの映画をもっと観ないとなんとも言えないけど、映画としてはそんなに・・・って感じである。
ただ、トレインスポッティングもそうだけど、90年代に若者だった人たちのリアルを表現するのだけは、この人の右に出られる人はいないんじゃないかな。ビーチも映画としては全然面白くなかったけど、この時代のカルチャーとかメンタリティをほんとそのまま描き出せているのはすごいと思う。
この時代に帰りたくなる。週末だけ。

自分もヒッピーだったしね。


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