見出し画像

[今年9本目]ヴァージン・スーサイズ

ヴァージン・スーサイズ。監督はソフィアコッポラさんですね。
この映画は当時すごく流行ってましたね。20世紀の終わり頃だったと思います。個人的にはロスト・イン・トランスレーションよりこちらの作品の方が好きです。まあそれは東京に暮らしている人間だからそう感じるのかもしれません。

当時友達のやっていた高円寺のフィルムスペースで、たまにDJイベントが開催されていて、いくつかのイベントの中に「ロスト・ヴァージン・シーサイド」っていう女性DJたちのイベントがあって、KaoriさんっていうDJさんがいて、年上の女性だったけどとても可愛らしくってちょっと好きだったなぁ・・・。いや、結構好きだったかも・・・。

のっけから映画の内容にカスリもしない思い出話から始まりましたが、実はこの映画は今回初見でございます。
「ロスト・ヴァージン・シーサイド」のこともあって、見なきゃ見なきゃと思っていた映画だったんですが、気付いたら20年以上たってしまいました。Kaoriさんは今頃何をやっているのだろうか・・・。

映画自体は当時話題になるだけあって、映像の色や光の使い方が大変美しい映画で、最近写真も含めてこういう感じってあんまり見かけないかも・・・と感じました。でもとっても素敵だったので、撮影案件あったらこういうテイストの写真でも提案してみたいと思える内容です。

ストーリー自体も、今となっては古き良きアメリカの若者の(特に女性の)微妙な心理を、今となっては90年代風に表現した内容で、今となっては様々な名作フィルムが90年代代表として語られる中で、なかなか俎上に上ってこないこの映画だけど、結構90年代〜00年代の空気感を感じるにはぴったりな気がすると思いました。

また来年あたりもう一度鑑賞したいですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?