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【ワッチャプリマジ!】第2話『やるぞ!おまつりステージ!』感想・考察

制作スタッフが本気のマジで作ってるということで、これは、視聴者側もマジで見ないと、ということでアニメ「ワッチャプリマジ!」の感想・考察をマジでやっていきます

今回は第1話に続きで第2話です。

まつりとみゃむ

今回はまつりとみゃむのズレについてフォーカスを当てて描かれた回となりました。

まつり:みゃむと仲良くなって、一緒にプリマジスタの高みに上っていきたい。
みゃむ:大魔法使いになるためであれば決してパートナーがまつりでなくてもよい。

みゃむでないといけないわけ
みゃむの厳しい言葉のおかげでマジになることができ、憧れのプリマジスタとしてデビューすることができた。2話でも、みゃむの言葉に助けられて大好きなお祭りのようなステージに立つことができました。
みゃむでなければいけない理由としては十分ですね。

みゃむが大魔法使いを目指すわけ
どうやらみゃむにとって魔法というのはなければならない存在のようで、魔法がうまく使えないことに苛立ったり、まつりとのおしゃべりよりゆっくり休んで魔法を使えるようにすることを優先します。1話でも「魔法が使えないみゃむはただのみゃむだ」と言っていたように魔法がみゃむのアイデンティティであるようです。
みゃむは普通のマナマナより魔法の力が強く、両親がおらずトラブルメーカーであるのも相まって自分の存在価値が魔法に集約されているのかもしれません。だからこそ、「大魔法使いになりたい、世界で一番すごい魔法使いはみゃむなんだ」という自己のアイデンティティを最大化することを夢として持っているのではないでしょうか。
チュッピという言葉は差別用語だという声もあるようですが、みゃむがチュッピを多用するのはマナマナというアイデンティティを確保するためなのかもしれません。
思えば、1話でまつりを誘ったのも単にたまたま歌を歌っていたからというだけのことです。
みゃむにとって魔法を使うためにワッチャを集めてくれるパートナーの存在は重要ではあるものの、それがまつりである必要性はないでしょう。

みゃむを冷たいようにも感じてしまいますが、おしゃべりの誘いやお祭りを楽しむことを自制しているように、決してまつりを嫌いなわけではないですし、楽しいことが嫌いというわけでもないようです。ただ単に、大魔法使いになるという目標に一直線になりすぎるあまり、自分の心に目が向かなくなってしまっているだけのように感じました。

これから、このまつりとみゃむの考え方のズレがどういう物語を巻き起こしていくのか楽しみですね。

甘瓜みるき

2話ではライバルキャラの甘瓜みるきが登場です。どういうキャラクターになっているか見ていきましょう。

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甘瓜みるきは、かわいい系プリマジスタとして人気を博してるそうで、まつりはかなりのファンなご様子です。

お祭りでのプリマジに出場予定だったみるきは暴れ牛がでたという巧妙な嘘をつき、お祭りでのステージをドタキャンしてしまいます。
「こんなちゃっちぃステージに上がっても集まるワッチャなんてたかがしれてるお」
典型的な腹黒キャラですね。自分の利益にならないようなことには興味がないのでしょう。裏表があるとこを除けば目標にまっすぐで手段を択ばない感じはみゃむと近いのかもしれません。

小馬鹿にしながらも律儀にまつりのステージを見てくれているのでプリマジそのものには真剣に取り組んでいることがわかります。

「ワッチャがめちゃくちゃでてるお」
まつりのステージはみるきのステージよりも箱の大きさあたりのワッチャの量が多いようです。打算的なみるきと、純粋な気持ちでやっているまつりの差が出ているのでしょうか。
この差は、みるきがグラフェスの優勝を目指しているのであれば必ず向き合わなければいけないことです。どのような形で向き合っていくのかとても楽しみです。

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「コーデカードくれお」
いきなり現れてこれは、なかなかすごいですね。打算的という以上に強欲な感じがします。
まつりもまつりでいくらファンだからと言ってこの異常性を一切無視してコーデカードを渡そうとするのは単なる天然キャラでは済まないキャラ付けのされ方のように思います。

甘瓜みるきもなかなか尖ったキャラのようです。パートナーのはにたんも公式設定に「みるきのパートナーの魔法使い!チャックの中の世界はヒミツ。」とあり、どういう風に物語と絡んでくるのかとても気になりますね。

おわり

まつりとみゃむとのすれ違いが描かれた2話ですが、年頃の女の子なのですからすれ違って当然というものでしょう。これから、2人がお互いのズレとどう向き合っていくのか楽しみです。
次回はついにライバルキャラの1人である弥生ひなの当番回ということで、女の子向けアニメにふさわしくないあのシックスパックがどのように絡んでくるのかワクワクしますね。

それではまた次回。

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