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韓国・釜山のインディバンド Say Sue Me / Bosudong Cooler のインタビューを通して思ったことをつらつらと。

みなさんは、「釜山(プサン)」と聞いて何を想像しますか?

韓国の南、海に面した街、ソウルに次ぐ韓国第二の都市(大阪のようなポジション)、テジクッパ、ミルミョンが美味しい、海雲台、釜山国際映画祭。

そうそう、最近ホットな話題なのが、10月15日開催予定のBTSのコンサートですよね。2030 釜山国際博覧会(釜山万博)の誘致を祈願するコンサート。

個人的には、大学時代に文化交流で2週間(当時の自分にとっては長い滞在期間だった)過ごした場所であり、旦那の出身地でもあるので、勝手に親近感を抱いております。

そんな「釜山」を拠点に活動するインディーズバンドが今アツいんです。

韓国インディーズと言えば、首都ソウルの弘大(ホンデ)と呼ばれるエリアがメッカとして知られています。有名なライブハウスや音楽バーが密集していて、音楽好きが集まる場所です。

韓国でバンドをするなら誰もが憧れ意識する場所、弘大ではなく、地元の釜山で活動することを選んだ Say Sue MeBosudong Coolerという2バンドにこの度インタビューを行いました。

今回インタビューするにあたって、彼らに聞いておきたいなと思ったのはこんな感じ。

✔︎ ソウルに行かず地元で発信を続ける理由
✔︎ 釜山の音楽シーンや雰囲気
✔︎ 同じ釜山を拠点に活動するバンド同士、どんな距離感で、どんな交わりがあるか
✔︎ 釜山でおすすめの音楽スポット
✔︎ 彼らの音楽に滲み出る「釜山らしさ」の正体
✔︎「釜山バンド」としての今後の展望

これらをベースに、特に日本語での情報が少ないBosudong Coolerは、これまでの活動経緯を聞きつつ記事にまとめていきました。

地方にいることを決して弱点とはとらえず、強みとして世界に自分達の誇れる音楽を発信する彼ら。ある意味今っぽくもあり、何となくスタンスを理解できる一方、「釜山をアイデンティティとして発信し、世の人に面白いと思ってもらう」理想を実現できるパワーはすごいものがあるなと思いました。


Say Sue Meは、過去に何度か来日ライブを行なっており、今年フジロックへの出演も決まっていたインディの中では知名度が高いバンドです。私が今回公開したインタビュー記事以外にも、何本か日本語で記事が出ているので、気になる方はぜひ検索してみてくださいね!

↓ 私が尊敬するライターの山本大地さんが手がけたインタビュー記事。


一方、Bosudong Coolerはおそらく今回が日本初インタビュー。韓国インディーズに興味がある人も「Say Sue Meは知ってるけどBosudong Coolerは初耳…!」という人も多いはず。彼らの音楽が良いのはもちろんなのですが、インタビューへの回答が驚くくらい誠実で丁寧で、それだけで大ファンになってしまいました。多分みなさんも、記事を読むだけで彼らのことが好きになっちゃうと思います。

長くなりましたが、本編のリンクはこちら。

お時間のある時に読んでいただき、彼らについてもっと知っていただけたら、心の底から嬉しいです。

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