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#002 韓国でも話題に。日本の教育者の過酷な労働環境(1)

"주 80시간 일해, 과로사 할 판"…'워라밸 최악' 日 교사들의 비명

「週80時間働き、過労死する状況」…
「ワークライフバランス最悪」日本の教師たちの悲鳴
原文記事公開日:2022年8月7日

このnoteでは、気になる韓国の最新ニュースを翻訳し、簡単なコメントを添えて公開しています。筆者の韓国語勉強を目的としているため、至らない点もあるかと思いますが、ご了承ください。記事の最後に引用元を記載しておりますので、気になる方は原文の方の確認をお願いいたします。


本文

[한국 임용경쟁 치열한데, 일본에선 기피직업…
日 OECD 회원국 중 교사 근무시간 가장 길어…
교사 지망생 매년 줄어 각 지역 초·중·고 비상…
정년퇴직한 60~70대 전직 교사 모시기 경쟁도]

[韓国の任用競争(教員採用試験の競争)は激しいのに、日本では嫌で避けられている職業。日本はOECD加盟国の中で、教師の勤務時間が最も長い。教師の志願者は毎年減り、各地域、小・中・高ともに非常事態。定年退職した60〜70代の元教師を求める競争も。]

오후 6시, 일본 가나가와현의 한 초등학교 교무실. 4학년 담임인 한 30대 후반의 남자 교사 A가 자신의 책상 앞에서 샌드위치를 먹으며 급하게 컴퓨터 작업을 하고 있다. A는 이날 식사 시간까지 쪼개 꼬박 12시간을 일했다. 정작 수업은 몇 시간 안 되는데 각종 교무회의와 사무작업, 방과 후 활동 등에 늘 치인다. 매일 오전 7시쯤 출근하는 그는 이날도 오후 7시 넘어 퇴근했다.

午後6時、日本の神奈川県のとある小学校の職員室。4年生の担任である30代後半の男性教師Aが、自分の机の上でサンドイッチを食べながら急いでパソコン作業をしている。Aはこの日、食事の時間まで切り詰めて、ぶっ通しで12時間仕事をした。実際授業は何時間もかからないのに、各種教務会議に事務作業、放課後の活動など、毎日押し潰されそうだ。毎日午前7時ごろに出勤して、彼はこの日も午後7時を過ぎて退勤した。

원래 중학교 교사였던 A는 학부모들의 요구로 주말 방과 후 체육수업까지 맡았다가 몸에 이상을 느껴 교단을 떠났었다. 학교를 떠올리면 가슴이 답답하고 숨이 제대로 쉬어지지 않았다. 2년간 일을 쉬었던 A는 지난해 초등학교로 자리를 옮겼다. 중·고교보다 훨씬 낫다는 선배 교사들의 조언에 따른 결정이었다. 하지만 초등학교에 와보니 큰 차이가 없었다. "교사의 가장 중요한 업무는 수업인데, 잡무가 많아 정작 수업 준비할 시간이 없네요. 오늘도 교재를 챙겨 퇴근합니다. 집에서라도 봐야죠."

元々中学校教師だったAは、生徒の保護者の要求で週末放課後、体育の授業まで引き付け、身体に異変を感じ教壇を離れた。学校を思い出すと胸が苦しくなり、息がまともにできなかった。2年間仕事を休んだAは、昨年小学校に籍を移した。中・高校よりも大分マシだという先輩教師たちのアドバイスに応じた決めたことだった。しかし、小学校に来てみると、大きな違いはなかった。「教師の一番重要な業務は授業なのに、雑務が多く、授業の準備をする時間がないのです。今日も教材を確認して退勤します。家でも確認しなきゃ。」


コメント

ここのところ、日本のテレビでも取り上げられることの多くなった、先生の劣悪な労働環境問題ですが、なんとお隣の韓国でも記事化されていました。

韓国人夫の肌感では、最近は日本に限らず韓国でも公務員、教師の仕事は人気がなくなってきているそうです。

自分が学生の時はなんとも思っていなかったですし、保護者の相手や放課後・休日の部活動に出向いてくれることを当たり前だと思っていたのですが、自分が社会人になって振り返ってみると、先生ってすごく大変だったんだなと。なんだか申し訳ない気持ちです。

少し長めの記事なので、3回に分けて投稿したいと思います。


単語メモ

과로사:過労死
워라밸:ウォラベル(=ワークライフバランス)
비명:悲鳴
치열하다:激しい
기피:(忌避)避けられる、嫌われる
지망생:志願者
쪼개다:割く、切り詰める
꼬박:ぶっ通しで、まる〜
정작:実際、いざ、本当に
제대로:まともに、きちんと
각종:各種
치이다:轢かれる
낫다:マシだ


ソース

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