1ヶ月チャレンジ:クロッキー

人物クロッキーを、1ヶ月続けてみました

クロッキーとは:
『描く速度を速める練習法』です。
考え方は簡単、『シルエットでとらえ』、『特徴を素早く観察』する。30秒ドローイングはこれにあたります。
ただし、クロッキーは見る力がないとそもそもできないので、デッサン力がある程度備わっていることが条件になります。
          引用元「イラスト解体新書」弐藤潔、ダテナオト著

描く速度が速くなれば、時間あたりの練習量が増やせるそうです。
1体の模写に20分程度かかっていたことや、模写だけでは自由に描けるようになれない気がしたので、クロッキーを取り入れるタイミングかなと思い、8月のチャレンジとしました。

描き方にはいろいろあるようですが、あまりこだわりませんでした。

その時々で、どこに注力するか決めたり、決めることで描ききれないこともありますが、気にしない。

例えば、首まわりが気になるとき、背骨と肋骨と骨盤を想像するとき、腰から脚のつなぎが魅力的に感じるとき、などがありました。

また、「あれ、ここどうなってるんだろう?」と、筋肉や骨格を知りたくなったら、美術解剖学系の資料を見たりしました。

画材は身近なものが手軽なので、ノートと鉛筆です。
一度だけサインペンを使ってみました。
紙の使用量がネック。
デジタルのほうが、紙の節約とアップロードしやすさの利点はありますが。

素材はCroquis Cafeという動画サイトを利用しています。
1ポーズあたりに制限時間が設定されており、動画中で確認できるところが良いです。
基本的には、1分×5ポーズ、2分×4ポーズ、5分×1ポーズの構成でしょうか。
モデルさんが毎回変わるので、飽きません。
布や着衣があるポーズもあります。

果たして効果のほどはどうでしょうか。
1ヶ月ぶんのbefore、afterを載せておきます。

※ヌードクロッキーです




■2020/8/1

画像1

■2020/8/31

画像2


角度、ポーズ、その日の集中力によって、出来上がりにむらはありますが、おおむね、迷い線は減ったようです。

ただ、思うように無からポーズをつくっていくにはまだまだ全然なので、9月も続けていきます。
しっかり見て(時間無制限で)描く練習や、解剖学的知識も同時に必要と感じています。