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Canada, Newfoundland, St.John's滞在日記 2012.9.6-8 到着


誰の言葉だったか忘れたけれど、どこか遠くへ旅をしたときはすぐに日記をつけるべきだというのはかなり的確なアドバイスだと思う。

そんなわけで、Canada 到着、第一週目。(長文)


9月6日 珍道中


熊本ー成田ーL.A.までは特に問題なく。成田ーL.A.で隣に乗り合わせたのは日本アニメが好きなアメリカ人青年。彼が机に取り出したのは「言語学」!「えぇ!?日本語で学術書読めるの?」と聞くと、「うん。」日本語を勉強し始めたのは2年前だとか。尊敬します。言語学で教授になりたいとか。なれるよ、それだけ本や言葉が好きなら。


L.Aでは8時間の待ち時間。 L.A.の空港、なんかいまいち治安がよくない感じ。ターミナル聞いたり、税関通ったりするときに話す空港関係者も普通に話してくれるけど、

(たまに「サヨナラ」とか言ってくれる)聞き返したりすると、だるそうに教えてくれる感じ。

アフリカ系とか中南米系とかの人の割合も以前より増えた印象。待ち時間にマッサージとか行きたかったけど、なんとなくスリとかいそうな雰囲気だったのでおとなしく次のフライトの場所へ。


ちょっと食べてたほうがいいだろうと入ったカフェで、スープを注文したが売り切れ。他のを選ぶと、サーバーのアフリカ系の女性は「Oh, dear. It's a good choice!!」と肩をたたいてくる。

注文がないときはお客さんといすに座っておしゃべり。そうだよね、この気楽さとフレンドリーさがアメリカだよね。ここはチップを置くべき か迷。とりあえずあの女性のフレンドリーさと母性に感謝して多めに勘定。


L.A- Torontoは初めてのエアカナダ。フライトアテンダントが男女ともにカッコイイ。Torontoから目的地のSt. John's 行きの飛行機への乗り換え時間は1時間15分(しまった!)

税関通って、荷物ピックアップして、イミグレへ。ワーキングホリデービザなので、1年間の労働許可をもらう。銀行の残高証明とか、保険証書とか一応用意していたけど求められず「 医療関係、学校での授業、ベビーシッター以外の仕事をしてね」だけで、来年9月5日までの労働許可をゲット!


せっかくのToronto空港なのに、小走りで空港内を走るハメに。。走りながらみたToronto空港は、北欧デザインみたいでスタイリッシュ。


次はどこへ行けばいいの?とチケットを見ると、ゲートが書いてなーい!それらしき場所で聞くと、「ここで待ってなさい」。wifiも通じてとりあえずそれらしき場所なので安心していると、"This is a final call. Akari _ . Akari ____.
 Please come to the gate 38"と空港中に響き渡るアナウンスが!!


間に合いました、どうにか。一番最後に飛行機に入ると見事にアジア人は一人。しかも背が高くて目の青い北欧系、西欧系が大多数。腕にタトゥーをいっぱいいれたおっちゃん2人の隣で窓を眺めると、眼下に広がるのは

緑がたくさんのToronto.いい街だな。また来よう。


2日ほどかけてたどりついたSt. John'sは霧の中。後で聞いた話だと、戦時中に空港の場所が敵にばれないようにわざと霧の濃い場所を選んだとか。飛行機から家が一軒も見当たらず、ちょっと心配したけど、空港に着くと、ピンクのトレーナーをきた私の親友Annaが。出会いは2005年ギリシャ、2010年京都、そして今回が3回目。世界船でそれぞれ2回ずつ違う回で乗船していて共通の友人が多数。こんな友達がいるのは本当に幸せなこと。その後、Annaのパパのピザ屋さん、WISEの面接、ママのところで挨拶して終了。


来てよかった。


家がカラフルなのは霧がかかっていても船から見えるようにだとか。


9月7日 Sat. 大西洋!


2日目は朝からAnnaの弟Christo、ママとともに "Door to open" へ。日本で言う「一般公開」。普段有料だったり公開されていない施設が無料で見れる2日間。まずはYMCA。私は新卒でYMCAに勤めてたのでなつかしいやらなにやら。

施設もプログラムもそっくり。

そのあと港近くへ。あぁ、この海はもしかして、ひょっとして、まさか・・・大西洋!!!


大西洋!!
この時の感動は忘れない
アナとクリストの姉弟には大変お世話になりました。


その後、ママと2人で港の高台を散歩。すてきな街だ。



9月8日Sun. Let it be..


Annaが月一回集まっているという親友とのブランチに参加。初めて行くダウンタウンエリアはアイルランドのイメージ。

もともと市民階級はアイルランド、権力がある層はイギリスから渡ってきた人の多い場所らしい。納得。今回この街にやってきたのはAnnaがいるからだけど、この街に来てよかったなぁ。


集合場所へ歩いていると、気持ちよさそうに通り過ぎるハーレーダビットソン。こういうとき、普通そういうバイクが流す曲はロックやパンクや騒がしい曲と決まってるようなもんじゃないですか、


なのに!!流す曲はなぜか"Let it be.."あぁ、穏やかでフレンドリーなこの街にぴったりであります。私のこの街の第一印象そのものだな、カラダが大きい人が多いけどココロはマイルド。このイメージが続きますように。

ブランチはみんな30代女性なので、恋愛、仕事、自分の人生、夢。世界共通であります。


犬好きの人にはニューファンドランド犬の出身地ですよ、と言うと伝わるかな。


昨日の続きの"Door to open”の施設、


ーワイン倉庫(ポルトガルからイギリスにワインを運ぶ途中でフランスの海賊から逃げてNLにたどり着き、ワインがなぜか美味しくなっていたことからはじまった会社)


薬局(ボランティアで案内してくれた女性は姪が中国に留学中。うーん、中国と日本は大分違うんだけどね。そのことを含みつつ会話。アジアにいい印象を盛ってくれているのはいいことです)


スーパーに寄り帰宅。Annaたちは家で新しいビジネスの作戦会議。ラザニアを頬張りながら聞いていると会議のときどうやって自分の意見を言うのか、勉強になるなー。


明日からは地元の女性に混じってWISE講座の受講。楽しみだー。



夜景も綺麗

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