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2024年4月報告書【大槌地域おこし協力隊】

こんにちは。大槌町地域おこし協力隊のあかりです。
昨年からしばらくお休みしていましたが、4月からおらが大槌夢広場所属で今年度も大槌町で活動していくことに決めました。
町外の方向けのツアー・視察受入のお手伝いや、学校の新しい教室『けやき教室』の運営お手伝い、町内イベントのボランティア等、様々な活動を行っていく予定です。
今年度もよろしくお願いします!

けやき教室立ち上げ会議

4月9日
何らかの理由で学校に行けない児童が通えるもう一つの学校、欅教室(けやききょうしつ)の立ち上げに際し、具体的な活動内容や定期的に行うワークショップの内容を話し合いました。
子供たちに教室に通ってもらうために、まずは楽しみながら学習してもらいたい思っています。
料理や工作など手を使う作業は得意なので、今後はワークショップなどを主催してみたいです。

大槌アメリカ留学生報告会inおしゃっち

4月14日
アメリカへホームステイしていた大槌学園、吉里吉里学園の留学生のみなさんが、留学で学んだことを発表する場がおしゃっちで開かれました。
生徒の皆さんはステイ先の家族、アメリカの文化、離れた土地での英会話で学んだことをそれぞれ発表しました。
私は会場整備のお手伝いとしてアメリカにいる引率者とZOOMで繋げる係をしていましたが、留学生のみなさんの発表が面白く最後まで聞き入ってしまいました。
留学生のみなさん、とても楽しそうに良い顔をしていました。
英語力だけでなく、新しい価値観を得た大槌高校生の活躍に期待しています。

けやき教室委員会特別研修

ディスカッション

4月26日
子供の知的障害・発達障害について詳しく知る研修が役場で行われました。
不登校児童は、なぜ学校へ行けなくなるのでしょうか。
勉強についていけない、じっと座っていることができない、文字を読むのが苦手、集中できない、これらが起因した人間関係の不和、精神障害。他にも様々なことが考えられます。そしていくつかは現実に起こっています。
社会不適合という言葉がありますが、その属性は社会によって変わっていく、という先生の言葉が印象的でした。
不登校児童の属性を理解し、社会に当てはめるのではなく、その子に寄り添った支援をしていきたいと思います。

ツツジ満開!駅からハイキング

4月28日
大槌駅から城山に登り、源水川を通って町を一周するハイキングに参加しました。
この時期のツツジが見事な満開で、ダンドウツツジも良い香りを放っていました。天気も良く、城山山頂でおちゃっこ(御社地饅頭とお茶)をいただきました。
参加者は山頂のツツジのほか、山道での植物にも目を向けながらハイキングを楽しんでいました。
ツアーガイドは大槌地域おこし協力隊の古谷さんが担当しました。

もし自分がツアーガイドをするなら気を付けるべきは何か、何を伝えたらいいだろうかと考えながら参加しました。今回のツアーでは、ハイキングの途中離脱ルートが用意されていたこと、ガイドに大槌の土地や歴史の内容を加えることで話の深みが増すこと、時間配分に気を遣うことなどに気づきを得ました。また、参加者からの質問も多く、どんな質問にも対応できるよう知識を付ける必要があるなとも感じました。

途中で山菜を見つけて喜んだり、他の参加者と大槌について話したりと、しっかり楽しむ部分は楽しみました。今回の参加者がまた大槌に来てもらえたらいいですね。

大槌の山菜シーズン

大槌の4月といえば間違いなく山菜のシーズンだと、山の人間は思います。
タラ、コゴミ、ミヤマイラクサ、ウド…今シーズンは天ぷら以外にもおひたしや味噌漬けにも挑戦しました。
山菜博士のちおこ同期のおかげで今年はたくさん山菜をいただきました。
ありがとうございます。
駅からツアーのあと、もう一度ツツジが見たくなって後日登ったのですが、途中で下ってきたおじさまに会い、「一人で行くの?クマが通っているぞ、大丈夫か。鈴は持ってないのか(クマ除けのこと)」と心配されました。そろそろ大槌はクマの季節ですよね。
私はクマより山遊びを優先してしまいますが、みなさんお気を付けください。またお会いしましょう。

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