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【ちおこジビエ】2023年8月の活動報告

こんにちは。大槌町地域おこし協力隊ジビエチームのあかりです。
暑い日に加えて雨が多く降る月でした。
湿度が下がらず、じとじとしていましたね。
思い切って除湿器を買うか、結構悩んでます。

鹿肉商品の発送作業

出勤日の午前中ほとんどは、MOMIJI商品の発送を行っていました。
全国の農家さんとつながる産直通販『ポケットマルシェ』ではセールを行い、注文が多くありました。
また、ふるさと納税の仕様変更に伴う駆け込み需要で注文が増え、小売り・卸売りと合わせて発送作業が特に忙しい月になりました。
お届けまでに問題が無いよう丁寧に梱包するように心がけています。

加工商品の自社製造


人気商品の味付け肉、もみじの『山賊焼き』『醤油麹漬け』の自社製造が始めりました。
『山賊焼き』『醤油麹漬け』は冷凍の商品で、解凍して焼くだけ調理で美味しく食べることができるお手軽ジビエとして人気です。
漬け込みからラベル張りまで一からやってみると、いろいろな工夫や問題点が出てきました。ラベル一つにしても、少し位置が変わるだけでも商品の印象が変わります。
これからもご愛顧いただけるよう、良い商品づくりに努めます。

ジビエ事業化にむけた地域別勉強会(宮古)

8月28日に沿岸広域振興局主催のジビエ事業化勉強会が開催されました。
地域のジビエ事業化を検討している方、役場、猟友会メンバーが集まり、地域の課題、対策・アイデアを出し合いました。
私は大槌ジビエソーシャルプロジェクトの活動内容と持続化させるために必要な『協働』についてお話ししました。
ジビエ事業化に向けては、地域のみなさんとの合意形成が不可欠です。
2時間という間でしたが、顔を合わせて話し合えてよかったという感想をいただきました。
しかし、岩手県各地でジビエ事業化が検討されているものの、放射線によるジビエの出荷規制や捕獲するハンターの高齢化など、課題は山積みです。

JAピンネ視察受入

8月29日、北海道のJAピンネ女性部6名様の視察受入を行いました。
今回の視察受入は女性ハンターの活動を知りたい!というご要望があり、私と先輩ハンターの工藤さんで対応しました。
大槌町にやってきたきっかけ、どうしてハンターになったのか、今年度の目標などをお話ししました。
大槌ジビエソーシャルプロジェクトの取り組みや鹿革を使ったワークショップ、鹿肉の試食なども行いました。

今回は普段の視察では行わない、くくりわなの実演も行いました。
木にワイヤーを絡め、バネを引き絞った踏板にシカの足を見立てた棒を突き立てると、バチンッと音を立てて一瞬で足にかかる様を見てとても反応が良かったのが印象的でした。やはり反応が良いと楽しくなってきます。
シカ処理加工工場の見学のあとはおしゃっち饅頭を食べながらお茶会。
獲物に対する敬意と感謝など、ハンターの中にあるちょっと不思議な考え方もお話ししました。
とても充実した研修旅行だったと、感想をいただけました。

8月のおわり

ふるさと納税需要などで増えた発送業務と、振興局案件のジビエ事業化勉強会や視察準備で忙しい月でした。
休日は山へ行ってチョウやトンボなどの昆虫と戯れたり、花火大会に行ったり、あっという間でした。
9月は大槌祭りや安渡運動会など秋のイベントが始まります。
どれも参加したいものばかりなので、とても楽しみにしています!
お疲れ様でした。


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