動けない私(引き寄せの法則を試す)

風の時代

その言葉を知ってからしばらく経つ

軽やかに
自分らしく
自分軸で
自分を大事に
自分を愛する

こんなキーワードを見聞きするようになったころ

私の幸せって・・・?
家族が幸せで元気に過ごしてくれること?
あれ?それはそうなんだけど、私の幸せとは違うかも・・・

初めてその違和感に気が付いた時の衝撃・・・

そうなんです。
目を向ける先が、「私」ではなく「あなた」
なっていたのです。

昭和生まれの世代あるあるかと思いますが
子供のころから「世間の目」や「世間の常識」という
私の価値観ではなく、親や世間の価値観を植え付けられて
育った方が多いのではないでしょうか・・・

例えば・・・学校での成績も、親に怒られるから良い成績を
取らなければならない。(取りたい!ではなく)
進路なども親の意向最優先で決めなければならない。
(行きたい!ではなく)
就職先でさえ、世間様に恥ずかしくないところ・・・
といった「世間の目」を気にして、行きたくもない会社に就職した
などという人も、多いのではないでしょうか。

そういう私がまさにそのタイプ。

小さいころから、わがままいっぱいな父の顔色を伺い
全身全霊で尽くす母。
母の意志はどこにもなく(本当はそれも母の意志でしたが)
すべては父のご機嫌を損ねないようにするために生きている・・・
小さな私からはそんな風に見えていたのです。

妻というもの、母というものは、そうすることが当たり前の価値観で
すでに半世紀もの間
「目の前の人の顔色を伺い、目の前の人のご機嫌を損ねない」
という生き方をしてきていたのです。

もう、びっくりです。
当たり前だと思っていた価値観が
どうやらこれからの時代にはそぐわない!と知ってしまったのですから。

それに気が付いたものの
では、どうしたらその価値観をかえらるの?
今までの私は、間違っていたの???

ここでさらに気が付く「自己肯定感の低さ」

低いなんてもんじゃない!
皆無ですよ皆無。

「私は、苦労しないと幸せにはなれない」
「私には、能力なんてないんだから成功なんてしない」
「どうせ私は、幸せになんかなれないんだ」

なぁーんて勝手に自己否定していたことにも気づかず
苦労する母のように生きるんだと
人のせいにしながら
自分で選択してしまっていました。

そこで目に入ってきたのは
「星の幸せの引き寄せ」

ほう!そんな素敵ワードがあるのなら
試さないわけにはいかないじゃないか!

その時から星読みと引き寄せの法則を学び始め
得た知識のうち・・・

「自分のご機嫌は、自分で取る」

試しにやってみよう!
自分なりに試してみた。

例えば・・・

「私の好きを思いだしてみる」

小さかったころ、どんなことを楽しい!と思って
過ごしていたっけ・・・

庭の草花で一人遊びを延々してたなぁ・・・
お花を摘んだり、葉っぱでお皿を作ったり
家の裏にあった森から落ちてくるどんぐりを集めまくって
小さな世界のおままごとを楽しんでいた気がする
春になると庭先に咲くバラ(何ていう種類だったかは不明)の香りが楽しみで!咲き終わるころの花を摘んでは
バラ水を作るのが楽しみだった。(意外と乙女w)

初夏になるとクチナシの花が咲き、あぁ夏がやってくるんだなぁと
ワクワクしたものだった。
夏の夜には、物置小屋の下に住んでいる大きなカエルが
のそのそ歩いては、蚊などの虫を捕まえて食べていたりw
(カエルって跳ばないのもいるって初めて知りました)

秋には、モミジが見事に赤く染まり
道行く人も足を止めるほどだった。
その葉を集めて、画用紙に貼ってみたり絵にしてみたり。
物置小屋の隣には、柿の木があって
秋には実をつけたけど、おいしくなるころには
ヒヨドリやムクドリ、オナガといった野鳥さんたちに
みーんな食べられてしまったりw
枯葉が落ちる季節には、かき集めた落ち葉を燃やして
焼き芋を作るのが楽しみだった。

冬には、庭に積もった雪で雪だるまを作ったり
葉が落ちて見通しがよくなった向こう側を眺めては
母が入れてくれた暖かくて甘い紅茶を飲みながら
ぼーっとする時間が好きだった。。。。

私の好きは、育ったあの家の庭に詰まっているのかも。

絵を描くのも大好きだったなぁ
夜中に起きてしまった時には
黙って画用紙とクレヨンを持ち出して
山の絵を描いていた。。。(なんで山の絵w)

塗り絵やパズルなんかも好きで
夢中になってやっていた。

他にも、お人形のお洋服を作りたくて
お裁縫のできなかった私は
ホッチキスという文明の利器(おおげさw)を
ミシン代わりに使っていた。

少し思い出してみただけで、こんなに沢山あった!

今思えば、こんなに沢山の大好きがあったのに
大人になり、家庭を持ち、子育てをしている間に
すっかり忘れていた。

それをちょっとずつ思い出しては、試しにやってみる!

例えば、昔はなかなか買ってもらえなかった塗り絵だって
今や100円ショップに大人の塗り絵などと
(50代)乙女の心をくすぐる素敵商品がお手頃価格で手に入るという
便利な時代になっている!
夜な夜な、塗り塗りしては、フフフ♪と小さな幸せ貯金タイム♪

そのほかにも、可愛い文房具(ペンや手帳など)も
子供のころはなかなか買ってもらえなかったけど
今の私なら、普通に買えるw
そんなの買って何につかうの?というものだって
それを眺めている時間は、私の幸せ貯金タイム♪になるのだ。

ということを、やり始めて半年。

私の夢リストに入っていた
沖縄に行く!が少し違った形で叶うことに!

星の学びを教えてくれる先生がお住まいの宮古島に伺って
泊めていただけることになった!
しかも、私一人で!(←ここ重要)

半年前なら1ミリも考えられなかった夢が
思いのほか簡単に叶ったのだ!

今までなら、
子供たちも大きくなって手もかからなくなったけど

「旅行に行くなら、家族みんなとじゃないと」
「私一人で、そんな贅沢しちゃダメだよね」
「夫に言ったら、一人でずるい!と言われそう」
「子供たちの学費にまだお金かかるしな・・・」

と、夢を叶えない言い訳ばかりが思い浮かんでいたのに
この時ばかりは
「思い切って夢を口にしてみる」
ということを素直に試していた。

すると、いとも簡単に夢が叶ってしまい

「私、もう大丈夫!自分の幸せは自分で引き寄せられる!」

と、自信に満ち溢れていた。

そう、その時までは。。。。

つづく



奇跡の宮古島

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?