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口減らし

昔から日本は

(特に東北地方で)

災害や飢饉が多かった。

懸命に働いても

食べる物も ない

仕方なく(と、信じたい)

子供を間引きしていた。


女の子は少し育てて

あまり大きくならないうちに 

女郎、飯炊き、子守りなどの

仕事が出来るので 

安いお金で売られて行ったが


男の子は

まず、間違いなく間引きされる 

それも酷い殺し方をする  

臼殺(うすころ )

と言われる殺し方 

子供を石臼の下敷きにして殺す

墓はない

土間や台所に埋めるだけ

供養もしない


そんな気持ちの

余裕もないのだろうけど。


自分達が生きていくためには

親は鬼になったのでしょうね。

子供だけでは無いです

親も殺す


兵庫県篠山では

生きたままの年寄りを 

棺桶に入れて

山の尾根から谷底へ

投げ捨てる

そうして死んだあと

また担いで

今度はお寺へ行く


中にはまだ息を

していた人も

 いたでしょうね。 

辛い歴史は  

日本のあちこちに


流刑の島は 各地にあり

色々な人達が 流され

食べる物もなく

餓死していったのですが

特に八丈島では

長いこと飢饉が続いたため  

その暮らしぶりは

尋常ではありませんでした


そのために50才を迎えると

口減らしのため

山に捨てられました

捨てられた年寄りは

静かに穴の奥で横たわり 

死を迎えたのです


こういう姥捨山も 

日本の各地にありましたが

中でも有名なのが

長野県の姥捨山です

ここの姥捨山をモデルにして  

映画「楢山節考」が作られました


私は子供心に

この悲しい映画を見て

映画館で涙が止まらず

ボロボロと泣き崩れ

涙と鼻水がまざりあい

ぐちゃぐちゃな顔をして

映画館を後にしたことを

今でも良く覚えています。


今でも、アフリカや、インド

など酷い飢饉に

人々は翻弄されていますね

5歳まで生き延びる子が

果たしてどれくらいなのか?

本当のところは分からないでしょう


 私達人間は

どうしても自分がかわいい  

だから

いくら普段は死にたい死にたい

と思っていても 

もう一度考えてみてください!

生きたくても、

生きていけない人達が

世界中にいるんだ

という事実を

忘れないで


コロナも災害もあり

大変な世界ではありますが

少なくとも今は

生きるために

大切な子供や親を

自分の手で殺さなくても

良い世の中に

生かされている

感謝を

もう一度噛みしめて

生きていかなくては

いけないと

私は思います


愛込めて…♪
一日一回、自分の魂を褒めてあげましょう^^

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