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半夏

半夏(はんげ)は

漢方薬に使われていて

つわり、うつ

などの症状に良く効く

植物です


半夏圧朴湯などで

おなじみですので

ご存じの方も

多いと思いますが

カラスビシャクという

サトイモ科の植物です


目眩を伴う嘔吐や

鬱々とした気分に

効き目があり

重宝されていますが


7月上旬頃

つまり立夏と立秋の間

丁度夏の半ば

夏の真ん中辺りの頃

最も成長しますので

半夏生と呼ばれます


それとは全く異る 

ドクダミ科の

半化粧という多年性の

植物があって

同じ様に半夏生と

呼ばれていますので

どうも混同しがちです


こちらはドクダミ科の

多年性の植物で

上部3枚の葉が

白粉を塗ったように 

半分程白くなります


これは虫を呼ぶためで

半化粧と

呼ばれているので

半夏生とも

呼ばれるようになった

そうです


半夏は薬として

人に認知され

半化粧は

おしゃれをして

人に見られ

虫にも好かれて

いるのですね


人間にも

有名人と

同姓同名の人がいて

その同姓同名のために

すぐに人に覚えられる

という

ある意味ラッキーな

人が居ますが

半化粧も

半夏生と名乗って

どこかで聞いたこと

あるなあ、と

人々の記憶の網に

滑り込み

自分を

認知させるなんて

大したものですね


それは中国の

ナンチャッテな

社名や店名などの

登録商標名のようです


勿論

植物である半化粧には

作為も無いのですが

なんとなく

チャッカリ感を

覚えてししまいます

見たらとても

愛らしいのですが






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