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DTM。安い道具、高い道具。
パソコンで音楽を作る、DTM。
どんなジャンルでもそうですが、使う道具には価格が安めのものから高いものまであります。DTMもそうです。
ピアノやストリングスの音色、シンセサイザーに、ヘッドホン、マイク、オーディオインターフェイスという音を電気信号に変えるための機械も。1万円以下のものから、何万、何十万のものまで。
あなたは趣味の道具にお金をかけるタイプですか?
それとも安く済ませるタイプ?
もしDTMで作曲を始めて1年くらいの人がいたら。
私はできる限りいい道具……機材を買うことを勧めると思います。今後、本格的に長く取り組んでいくなら。
高い機材の使い方は早いところ覚えてしまった方が有利なのと、今しか作れない楽曲をできるだけいい音で作って残すほうがいい。
弘法筆を選ばず、といいますが、私たちは弘法ではないなら筆を選んだほうがいいのです。
一方で、プロの方の話で、作曲が未熟なうちにいい音源を買うのはダイエットをせず厚化粧するようなもの、という意見もあります。
機材すべてではなく音源の話ですが。
いい音源を買うより、今ある限定された環境で作曲力を磨こう、という話です。
高い道具を買い揃えるか、安い道具で戦うか。
これを読む人の数だけ意見と理由があって。
だとしたら、ときめくほうを選ぶのが一番大事なのかも。
どっちが優れているとか、どっちが上手くなるとかはもう状況次第ですし、つまるところもう個人の趣味嗜好の話。
縛りのある環境で作られた音楽は独特の熱意があって、それはいい音色では作れなかったりします。より良い音の追究をするならば、機材は高いものではないと限界にぶつかります。
どういう環境でやるのがときめくのかで選べば、モチベーションも保ちやすいでしょう。
ちなみに私は、今こそ100万円以上(?!)の機材を揃えていますが、かなり長いこと最低限の環境で音楽を作っていました。
もっと早く機材を揃えればよかった……と後悔していたときもあったのですが、昔の閉ざされた環境での工夫も楽しかったし、アマチュア音楽らしいアプローチができて良かったかなと最近は思ってます。
適切な時期、というものもあるのかなって。
一口に楽曲制作といっても、時期によってマイブームがやってきたり去っていったりするのです。
初心者の熱で正しくなくても伝えたいと思う時期、
音色はこだわらずメロディや伴奏の美しさだけ考えたい時期、
高い音源をとにかく使ってみたい時期、
そういった時期に合った買い方はできたように今は思います。
ここ半年くらいは、ミックスにこだわりたい時期がじわじわ来ています。
機材は揃っているので研究を重ねて、せっせと細かな調節を繰り返して鍛えていきたい。
機材の前に知識不足も感じています。むずかしい。
欲をいえばAIのミックス補助ツールはバージョンアップしたい気持ちはありますが、うーん!今のも使いこなせていない気がするしなあ!
世間はブラックフライデーでしたね。
最近はブラックフライデーも世間に浸透してきましたが、それ以前からDTMの世界ではブラックフライデーのセールが定番でして、毎年この時期、機材が軒並み安くなるのです。
セールのメルマガの誘惑……!
私はぐっと我慢して今年は何も買いませんでした。この間ハープ音源も買っちゃったし。
それでも、買い物はわくわくして楽しいものですね。
必要な機材を買っていくたび、モチベーションもぐっと上がります。
次は、クリスマスだからいいんだー!とか言いながら、必要ないものを買わないように気をつけていきたいですね、笑
今日は、限られた環境で作っていたころの曲です。
しかもその中でも古い、本当に初心者のころの曲。
このころはこのころで、面白かったな。
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