5月21日（金）雨とあさりと

今日から雨が降り出した。
この雨で、遅咲きの桜も散っちゃうね。
週間予報を見たら、向こう1週間、雨マークが並ぶ。
本州のこの時期体感する、あのじっとりとした湿度がないから、ウカウカしていたけれど
もしや蝦夷梅雨突入？
この週末で雨は止むと思っていた。ウッカリ。
知事が緊急会見で、外出自粛を強く訴えていたから
お天気が味方したのかもしれないな。

ということで、週末スーパーに行かなくて良いように、仕事帰りに食材の買い込み。
私の行動範囲内でどこが1番混み合っているかって、間違いなく週末のスーパー。
軽いテーマパーク状態。
混むってわかってて、なぜか行っちゃう週末のスーパー。人間って不思議ね。

週末はスパイスカレーでも作ろうと思う。
この雨の多い時期、余分な（体内の）湿気を取り除いてくれたり、胃腸を整えてくれたり
スパイスはとても良いんだよ。
とそれっぽく言ってみたり。
あさりを買ったので、あさりを使ったカレーにしようかな。
北海道のあさりは、地元で見たあさりよりひとまわりくらい大きくて、初めてスーパーで見た時は二度見した。
北海道はいろんな食材が大きい気がするなぁ。

あさりといえば、小学生の頃毎年、春の遠足は潮干狩りだった。
何キロもかけて海まで歩いて行って、貝を採り、また何キロもかけて貝の入ったバケツを持って帰る。
もう高学年になる頃には
飽き飽きしていたけど、確か６年間続いたと思う。
あさりはなかなか採れなくて、
あさりよりひとまわり大きい“バカ貝”ならよく採れた。
バカ貝って正式名称なのかな？
バカのようによく採れる、みたいな意味合いだったと思うけど、ひどい言われようだ。
そのバカ貝、あさりほどは美味しくない。
だから母に
「バカ貝はいいからあさりを採ってきて」
とお願いされながら台所で2人、貝の砂抜きをする、という光景が今も記憶に残っている。
でも私は多分、あさりとバカ貝の見分けがつかなくて、毎年持って帰っていた、気がする。
今思うと、私は姉と6歳離れているので
12年間母は、この行事に付き合わされていたことになる。
いやぁ、お母さんご苦労さまでした。

そんな記憶のあるバカ貝に
北海道のあさりはよく似ている。
バカ貝じゃないの？と今でも思うくらい、私の中でリンクする。

いやはやカレーとか言いながら、
結局酒のつまみに、あさりの酒蒸し
とかになってそうだなぁ。