空白
きっとあの日からだろう
思い出というものが作られなくなったのは
そしてそれは今も続いている
そんな毎日に数少ない昔の思い出は大切だ
思い出すのは子供の頃の楽しかったこと
何も考えずに自由にいた頃
意味のないことなどないというのは本当なのだろうか
それに甘えてしまってよいのだろうか
何もない時が積み重なった
空白
でもそこをなくして人生を縮めることも
時を止めることも出来ない
捨て去ることはできない
なかったことにはできない
空白のまま一生残る
人間活動期間実質半分
今の僕は未来には残らない
誰の記憶にも残らない
自分の思い出にさえならない日々