もう忘れてもいいのに また想ってしまっている 僕に染みついた君はいつも不機嫌だ 悲しいの? 寂しいの? 分かってあげられなかった 謝ることもしなかった 別れようと言ったのは僕だ 最後に見た君は苦しそうに笑った 笑顔を奪ったのは僕だね 僕が悲しみを持つと 必ず君も同じ悲しみを背負った そして優しく僕の手を温かく握りながら 涙し、微笑んだ 僕を救ってくれる者はもういない
あなたは誰かを本気で愛することはあるのかな。 あなたは一人じゃない。 私がいる。 不意に一人になったあなたを放ってはおけない。 泣いているわけでも そうして欲しいと望んでいるわけでもないけれど 私の僅かな愛を送り続けたいと思う。 愛の知識なんか知らないけれど。 本当は自分を見ているようなのかもしれない。 愛されたい、分かってほしい。 似ているのだろうか。 目の前にいるあなた。 自分だと思って密かに愛をあげよう。
堪えようと上を向いて流れた涙も 隠そうと下を向いて流した涙も 大地に滲みて やがて花が咲き そして笑顔も咲くだろう ここは希望の地になる 新しい歴史、新しい思い出が作られる 僕だけにある明日なんていらない 辛い明日であっても迎えてやる 明るい明日を送るために戦う、今日を
大地が揺れた 炎が上がった 水が押し寄せた 風が毒を運んだ 人間なすすべなく 大地に芽が生まれた 炎が温かさをくれた 水が洗い流してくれた 風が命の種を運んでくれた 人間手を取り合って前に進む 地球の怒りと優しさ 人類の愛は負けない
涙が止まらなかった 木を隠すなら森の中 それなら悲しみの中に紛れてみよう 自分と同じように涙を流している人たちがいた それと同じぐらい涙を堪えている人たちもいた 無理して笑う人もいた 自分とは全然違った こんなことぐらいで泣いている自分 いつものように逃げ出した なんだかんだみんなは頑張る 言うほどみんなダメじゃない 最低最悪な人間なのは自分だけです
君が僕になったら いとも簡単に僕の悩みなんか乗り越えて どんどん明るい方へ突き進んでいくんだろう 悔しい だから僕は僕でいる 生き抜く最期まで 理解なんてしてもらえない 簡単に分かってほしくない 乗り越える方法は知っているのかもしれない ただそれを実行に移せないでいる それならそれまで生きる 長生きする 毎日死にたいと思うのは変わらないだろうけど
君は僕にいつも明るく笑っているよねと言う それは君の力なんだよ 知らないんだね 君が側にいない時の僕を知ったら がっかりするんじゃないかな 君はどうなんだろう 僕が側にいない時どんな顔をしているの? 一番の笑顔を独り占め出来ているのかな 僕に苦手な笑顔をくれた君だから 誰の前でも優しい顔なのかな 僕はその中の一人に過ぎないのかもしれない 僕が君の一番になることはあっても 君の全てになることはない 僕が君だけを想っていても 君に僕だけを想ってもらうことはない 僕はちゃん
「今日は一人で行く」 「どうして?」 「もう連れていかない」 彼女はわけが分からず泣きだした。僕も心の中で完全に泣いていた。 僕は二人の家を出た。ライバルは少ないほうがいい。悔しかった。ダメな僕を慰めていて欲しかった。放したくなかった。離れたくなかった。君の翼を引きちぎってまでも僕の隣にずっといてほしかった。傷ついていた君を僕の道に引きずり込んだ。そんなことに幸せはないのに苦しいだけなのにそんなことしか出来なかった。僕の歪んだ精一杯の愛がそうさせていた。でも彼女の才能を
あなたは誰かを本気で愛することはあるのかな あなたは一人じゃない 不意に一人になったあなたを見ていられない ほおってはおけない 別に泣いているわけでも そうして欲しいと望んでいるわけでもないけど 私の僅かな愛を送り続けたいと思う 愛の知識なんか知らないけれど 本当は自分を見ているようなのかもしれない 愛されたい、分かってほしい 似ているのだろうか 目の前にいるあなた 自分だと思って目一杯愛を密かにあげよう
僕は一番星になって 誰よりも早く君を見つけて見守る 僕たちは太陽と月じゃない 僕の光で君を輝かせることは出来ない 暗闇に一緒に光る月と一番星だ
きっとあの日からだろう 思い出というものが作られなくなったのは そしてそれは今も続いている そんな毎日に数少ない昔の思い出は大切だ 思い出すのは子供の頃の楽しかったこと 何も考えずに自由にいた頃 意味のないことなどないというのは本当なのだろうか それに甘えてしまってよいのだろうか 何もない時が積み重なった 空白 でもそこをなくして人生を縮めることも 時を止めることも出来ない 捨て去ることはできない なかったことにはできない 空白のまま一生残る 人間活動期間実質半分 今
真夜中に僕は眠れなくて夜空を眺めていました。 雲が多く星は見えません。 もうベッドに戻ろうかと思ったその時、キラキラと光の筋が流れました。 それはあっという間で今のがもしかして流れ星? と言う感じで一瞬の出来事でした。 もう寝よう。そんな時に不幸の知らせが届きました。 人は死んだら星になる。 子供に人は死んだらどうなるの? と聞かれた時に答えるセリフ。 でも本当なのかも知れない。 星になったんだ、きっと。 そして僕に会いに来てくれた。 最後まで月のように美しく、星のように綺
私の周りは着実に変化している 毎日通った建物がなくなる 車ばかりが通る道路 駐車場の広いコンビニがあそこにもここにも 同級生が子をもつ 親は歳がいく 小さい頃可愛がってくれたおじいちゃん、おばあちゃんたちがいなくなる 夢を持っていた人がそれを叶える いつの間にか 君はもういない 昨日の私もいない さっきの私ももういない 私は取り残されている そしてまた一つ 小さい頃から毎年家族と一緒に見ていた花火大会がなくなった 一瞬の花火が上がるたび忘れないように瞳に焼き付ける 同
楽しい夢が見られるわけじゃない 明日が待ち遠しいわけでもない 今日という日を終わらせるために早く眠りたい 今日のダメだった自分を一つ思い出すごとにため息が漏れる ため息がつけるということはまだ幸せが残っている 幸せの一欠片もなくして覚悟を決めたい 今日はこれでお仕舞いにしたい おやすみなさい 人生はまだ終わらない
拍手と歓声 聞こえる。伝わってくる。 僕が泣いている時あなたは笑ってくれた。 きっと一緒に泣きたかったよね。誰よりも悔しかったよね。 僕が喜んでいる時あなたは厳しくしてくれた。 きっと一緒に喜びたかったよね。誰よりも嬉しかったよね。 ずっと支えてくれた。感謝している。 負けない。諦めない。全力で戦う。 本当は怖いけど逃げ出したいこともあるけど。 あの場所から。あの人から。 聞こえる。熱いエールが。 伝わってくる。祈りが。 秘めていた力が湧いてくる。 拍手と歓声
この生きづらさはなんだろう この孤独感はなんでだろう この時代に生まれてきたこと 間違っていると思っていた 良くない流行にはいつの間にか乗っている 見えない所に仲間はたくさんいるのかもね 死なずに生きている 悲しいかな超現代人 私はこの時代の欠点として生き続ける