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*家庭菜園たがやしマガジン

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家庭菜園のコツや種の事、自然農の田畑で起こる不思議な出来事をまとめていきます。 皆様の菜園LIFEの参考になれば幸いです(''ω'')ノ
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2023年4月の記事一覧

*畑満開!美しい野菜の花々

野菜の花は、育ててみないと見る機会は少ない。 観葉植物と違って、野菜の花を育てることもないし、 売っていることもないだろう。 とても小さなものから、けっこう豪華な花を咲かせるものまで 様々であるが、 畑で野菜を育てるようになってから、野菜の花がとっても好きになり、 育てて食べる以外のお楽しみにもなった。 ウチの畑は必ず種を採るから、花が咲いてきて野菜が食べれなくなっても その場に残っていて、特に春はお花畑と化すのだ。 エンドウ系のお花で、スナップエンドウや絹さやなどは同じよ

野菜達に聞いてみよう!気にするべきなの!?畑の連作障害

連作障害とは、同じ場所で、何年も同じ作物を育てていると、 その作物に必要な養分がだんだんなくなり、育たなくなる、 という現象のことをいう。 だから、毎年なるべく去年とは違う場所に作物を植えるように気をつけるのだ。 淡路島の慣行農業を見ていると、毎年同じ畑で、 一年を通して米、レタス、玉葱、と繰り返し繰り返し隙間なく作っていくのだが、 科学肥料や牛糞をたっぷりとすき込んでいるから、養分という点では問題ないのだろうか。 自然農では、特に肥料をたくさん入れる訳ではないので、

*自家採取のススメ・自然交配と一代交配

家庭菜園を始めてから、毎年毎年種を採り続けてきた。 毎年いろいろな種を採っていると、様々な変化が見られる。 例えば色の違う人参を育てて種を採ると、 それらが交配し合ってしまい、色が混じった風変わりな人参ができてきたり、 大根も、赤大根と黒大根と白大根が混じって黒っぽい白大根や 首が赤い白大根になったり、 カボチャ同士も交配するから、蒔いたものとは形の違うカボチャが できたり・・ 自然界では同じ科同士で交配し合い、親とは違う姿形に変化するということが起こっていて、

*愛してやまない、雑草と呼ばれる草花たち

春の畑は雑草と呼ばれる草花が一斉に咲き始め、 春の訪れを知らせてくれる。 私はこの時期が大好きで、自然に生えてくる雑草の花に見とれ、 幸せを感じ、のほほんと畑を眺めている。 が、それもつかの間、 4月に入るとそれらの草花は背丈をガンガン伸ばし始め、 私が植えた野菜やハーブはどこに植えたか探さないと分からないほどになってくる。 焦って草を採り始めるのだが、一雨降るごとに草は成長し、 その生命力に敗北するのだ。 とはいえ、この時期の草花は、4月に花を咲かせ、 種をつけて枯れ

*一粒万倍・誰もが豊かになれるもの

畑の作物の収穫よりも、種を採ることを優先してきた。 おかしな人だと思われるかもしれないが、 なぜだかそうしてしまうのだ。 種がないと、次がない。 なければ買えばいい。売っているのだから。 それもちゃんと分かっちゃいるけど、辞められない。 自分でも呆れるのだけれど、性というのはこのことか・・と諦めている。 けれど、お陰で大種持ちになった私は有り余るほどの種を持ち、 それを畑に花咲か爺さんのごとく蒔き散らかすのだ! しかし実際そんなにたくさんの種があったところで、 使い切る