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【あかっぱのブラジル協力隊活動記】Vol.46

こんばんは、あかっぱです(^^♪

今日は、木曜日、本当に一週間があっという間で、明日は小テスト!

なので復習多めの授業の後、今日は「課題別ナレッジシェアリング」、つまり同じ職種の人たちで学びあう時間がありました。

個人的に、この「課題別ナレッジシェアリング」、よかったです。

何がよかったって、「向こうでの活動の軸」みたいなのが少しはっきりしたからです。

自分は「日本語教育」っていう職種で行くんですが、自分は現職参加といって学校の先生のまま行く関係で、今まで日本語教育の課題がほかに人にくらべて少なかったんです。

かつ、自分だけ日本語教育に関する経験が全くないので。。。

もはや、武器を何も持たずにライオンに戦いに行くような感覚もあったんです。

もちろん、全く知らないことだからこその楽しみさもめちゃくちゃあるんですが。

そんな中で、今回の課題別ナレッジシェアリングでは

「想定される現地の状況は?」
「自分に求められていることは?」
「『自分の強み』、『弱み』、現地における『チャンス』、『脅威』は?」

などの問いに答えながら、自分の考えを深めていきました。


その中で私が一番に思ったのは

「自分は何のために派遣されたのか?」

「自分がいなくなった後、現地がどうなっていたらいいのか?」

の問いがめちゃくちゃ感慨深かったです。



「自分は何のために派遣されたのか?」

協力隊の目的は何度も考えていたけど、日本語教育の経験がない自分の職種がなんのために要請されているのかを改めて考えたときに

一番に思ったのは

「あかっぱという人間が現地の人とかかわること」


に一つ意味があるなと思ったんです。

だって、日本語を徹底的に教えたいなら、日本語教育の経験がある人を派遣するべきだと思うんです。

でもそうではない。

そして、自分の職種はちょっと特殊で、2年ごとにどんどんと交代で自分と同じ立場の新しい先生が来るんです。

つまり、現地の子からしたら「あの先生はこうだった」って、かかわったそれぞれの先生から、それぞれ別の角度で「日本」や「長野」について知っていくことができることに、子ども側のメリットってあると思ったんです。

だから、その意味で「自分の色」をしっかり出してこないとなと。


そう思った時に、二つ目の問い

「自分がいなくなった後、現地がどうなっていたらいいのか?」


講座の中では「自分にしかできないことをやっても、その人がいなくなったら意味がない」というような話があったんです。

たしかに!って思いました。

先のように、自分色を出しながら、現地の子たちに自分だからこそ伝えられる「何か」を届けると同時に

持続可能な「何か」を残していくことも大事だなって思ったんです。

でも、それって何かイベントを新しく企画する、とか、何か成果物を残すとかじゃなくても、マインド的な面でもいいと思うんです。

例えば、自分のいく語学学校には小学生から高校生までいるので、高校生が小学生に教えるのが当たり前になる、とか。

そう考えると、自分ができることってまだまだあるかも!

って思えたんです。



「日本語を伝える」

「日本文化を伝える」

だけでなく

日本や長野県、関係なく、現地の子たち、もっと言えばアリアンサの人たちにほんの少しでも役に立つ「何か」を残してこれるように活動してこよう!って思えた時間でした。





さて、そのためにもまずは勉強!

明日で小テストもラスト、頑張ろう!




最後までお読みいただきありがとうございました。

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