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【あかっぱのブラジル協力隊活動記】Vol.49

こんばんは、あかっぱです(^^♪

今日は訓練所でも残り2回となってしまった日曜日。

今日もまた朝から有意義な一日になりました。

朝は哲学対話(ガイドゲーム)といって、ゆったりと、一つのお題について自由に語り合うイベントを企画させてもらいました。

今回で3回目の企画なのですが、今回は人数を絞って、新卒で協力隊に着た子から、定年退職して来られた方まで年齢もバラバラな7人でガイドゲームを行いました。

これがまたいい時間になったんです!

お題は「ブラック企業についてどう思うか?」

というテーマだったのですが、そこから話はどんどんと脱線して、それぞれの人の大事にしている価値観や考え方がすごく表れる時間になったんです。

「協力隊員としての自分の活動はエゴではないのか?」
「班長として自分は班員の皆さんに自分から還元できていない」

・沖縄出身の人の、「沖縄に基地があって何がいけないの?」と言われた経験
・新卒の子の家族のサポートの話や協力隊のほかの人と比べて悔しかった話
・定年退職してもなお常に「ゴール」ではなく、「スタート」と考えている姿

そうしたそれぞれの人の生き方が際立ち、その中でよりいっそう自分の価値観が見える時間でした。

そして、昼からは男子友達たちとラーメン🍜旅。

さらに夜は、あまり話したことがなかった人と吞みに。

訓練も終盤に差し掛かり、やっと関係ができてきて、心を打ち明けて話せるようになってきたからこそ、もっともっと話したいと思う。

だからこそ、一つ一つの時間を有効に使いたい。

それはほかの人も同じように感じているんだということがすごく伝わってきました。

そして、いろんな人と話す中で今日感じたのは

「自分は今回の経験で得たものをほかの人のために還元」

ということ。

訓練所では、例えば語学授業1つとっても、お金に換算すれば1週間で20万円以上、今いる訓練所も本当に環境としてありがたすぎる環境。

一人の訓練生を派遣するのに莫大なお金がかかっている。

経験としても、今日のように朝から晩までいろんな人と語り、知識や経験、考え方を深めることができる。

そんな時間を、人生の一期間を与えてもらっていると考える。

そう考えたときに、自分のエゴだけで活動も、帰国後もすごすわけにはいかない、という気持ちが湧いてくる。

逆に、だからこそ、自分ができることはなんなのか、を常に考え続けたい。

昨日からいろんな人と話す中で自分の長所と短所がすごく見えてきた。

長所も短所も、それ自体が悪いわけではない。

それをいかに、生かせるかが大事だと思う。

それは聖杯探しではなく、自分で自分のいる環境をそうする、ということも必要だと思う。

2年後、どんな立場で、どんな形で、自分が自分の経験や体験を還元できるのかはわからないけど、形はどうであれ、一番大事なのは「還元したい」という気持ちだと思う。

その一番大事なところを、ここにきて、バシッと心に刻ませてもらえてことがすごく大きい一日になりました。

さて、明日からいよいよテストのある一週間のスタート!

語学も自分を高められる一番いい時期。

訓練所のみんなと深く交流できる一番いい時期でもある。

そんな明日からの一週間を、一日一日、大事に過ごそう!




最後までお読みいただきありがとうございました。


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