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銘柄を考える

私は投資しようとする銘柄を考えるときにルールとしていることがあります。

「それは本当に将来性があるのか」

を考えて確認していくということです。当たり前と言えば当たり前で将来性が見込めない銘柄を買う人はいませんね(笑)。でも将来性があるかどうかをどうやって判断したら良いのでしょうか?

昔こんな話がありました。勤めていた会社の役員とお話しする機会がありそのなかで出た話なのですが

”うちの坊主が勉強もしないで飯も食わないでゲームばっかりやっとるんだわ”

という笑い話でした。しかし「飯を食うことも忘れるぐらい面白いんか?」ということがヒントになり、これは当たるかもしれないと言ってその役員自身が買ったのが、任天堂の株だったのです。これがあの”ファミコン”だったわけで、それが大幅に上昇しその役員は家を購入できたと喜んでいました。

他にも具体例があります。「家の近所に開店した洋服屋の駐車場はいつ行っても満車で一般道にまで駐車場の空くのを待っている車があふれて大変な騒ぎだよ」という話がありました。「駐車場が満杯で入れない」とういう情報に目を向けたのです。毎週毎週土日のたびに大入り満員でなんじゃこれは?ということになったのですが、これがあのユニクロだったのです。株価はご覧の通りです。

最近ではコロナ禍で近所のキャンプ用品店に入る車の進入待ちの渋滞が土日の度にひどくなってきていると思いきや、キャンプ用品販売の株価が上昇していたなどなど。

これはそんなに難しい作業でもなく、特別な資格や才能も必要ありません。米国株を選択するときも同じです。銘柄を考える判断材料は自分のまわりに限りなく存在しているわけですが、「これ面白そうだな」と思ったらどんな小さな情報にもまず目を向けるということです。それこそ新聞でよく取り上げられるようになってきたものを調べてみるとか、スーパーでいつも品切れになっているものなど、ちょっとしたきっかけは無数にあると思います。常に「儲かるものはなんだろうか?」という姿勢で臨めば良いのです。それからその情報が正しいかどうか判断していくことになります。

そして「コレはいけるかもしれない」と判断し買い付けしたら、その後はそれが正しいのかどうか確認していくことになります。そのやり方については次回の講釈ということで。