乗鞍ヒルクライム2023

前日
この日は特に自転車は移動で乗るぐらいでほぼレスト。
長野まではロード練の練習会でお邪魔させてもらってる方達と一緒に行く。
やはり東京から長野は遠く、受付会場までの道のりが渋滞もあるなどして受付に滑り込みで到着。
停めるところも少なくてかなり大変だった記憶。

そして、今回は初めて決戦装備で大会に挑む。

決戦装備

調整は正直、娘からの夏風邪をもらいダウン。
治ったかと思いきや副鼻腔炎になり思うように練習出来ない。
一応、3日前に刺激入れでSSTバーストをしておく。うーん…。
こんな感じで臨んだ。

当日
朝、4時ぐらいに起床。
朝ごはんはフレンチトースト、コッペパン、蒸しパン。
5時ぐらいにアップ開始。
準備体操→2km jog→動的ストレッチ→移動(1分5.5倍×2)
6時に受付へ

受付して待機列に向かうとしろわんさんやとれたまさん、shoichさんなど奥多摩ステージで走った面々がいて軽く話す。
そこで加藤さんもやってきた。
見た目で分かるぐらいカリッカリに仕上がってて、本気も本気っていうのが伝わる。
確か、とれたまさんが生ける骨格標本とか言ってたぐらい凄かった。
その後、スタート地点に整列しほぼ先頭で並ぶ。
富士ヒルのことがあった所為か出来ることなら先頭ぐらいで並びたいっていうのが本音。
ただ、全日本マウンテンサイクルin乗鞍っていうだけあって、猛者しかほぼ集まらない大会なので大丈夫かな？っていう気持ちもあるし、レース4回目で初のチャンピオンクラスだから場違いじゃね？っていうのが内心思ってた。

そして、昨年の入賞した方達の紹介などの余興があり、いよいよスタートの号砲が鳴る。

スタートから三本滝
スタートは前に並んでいた前回入賞者のしろわんさんが飛び出し、それを追う形で何名かが追走。他は集団で追いかけるような流れでした。
自分は少し真ん中寄りの所で集団で走る。
去年のレース動画とかを観てると三本滝までは集団でそこからポロポロ落ちて行くイメージ。
また、序盤は比較的勾配も緩いので今回もそれに則りツキイチである程度までは行こうと思っていました。
ただ、いざ走ってみるとかなり詰め詰めで他選手との距離がめちゃくちゃ近い。正直、ドラフティングの恩恵はあるけど変に力んだ感じになるので、次からは定石無視しようと思うレベル。
少し勾配が上がった所はダンシング入れたいけど、狭すぎて厳しい。ハスりそうになったりかなりヒヤッとする場面も何度か…。
実際、自分は左端ギリギリを走行してましたが右端の少し後方で落車がありました。
正直、マジで怖かった。巻き込まれるかと思った。
そこから少し集団が縦になってきて、勾配が若干緩む所があり、車間が開いた所で右側へ移動。
無理ないペースで少し踏み番手を上げる。
休暇村の所で集団の先頭付近へ。
そこにいたのは加藤さんが先頭で牽引していて大隊長やくぼたさん達がいました。
勢いでそのまま加藤さんの後ろへ。
休暇村では水を用意して下さっていて、誰も取らんだろうと思ったら、加藤さんがとりにいく。
とりあえず自分は動かず静観。そのまま行くかと思いきや先頭交代を促されたので前へ。
正直、ペース緩いと感じていたのと集団がまだ大きかったので絞るという意味でも踏みに行く。
そのまま、三本滝ゲート前の九十九折りで先頭交代を促す。
と思ったらくぼたさんがかちあげる。
しかもイン側が路面のクラックが酷くてより出遅れ一気に離される。ついで呼吸もここで既になんか苦しい。このままは潰れるので一旦、下がることにする。

三本滝から冷戦小屋
この辺は後ろから確かとれたまさん、プロトン伊豆隊長の鈴木さんが来てなんとかこれについて行こうとする。ただ、付かず離れずの距離感でめっちゃキツい。急勾配をインから登って詰めにかかる。それでも中々追いつかない。
これで先に自分が力尽きズルズル離されて行く。

冷戦小屋から大雪景
ズルズル離されている中でこんな所で終わるのかよ、もっと行けるだろ、踏めよ、って思いながらもどうにもならずクソ悔しいっていうのを噛みしめながらギリギリのペースで走る。
垂れ散らかしてる所でまんまさんが来る。ここでまんまさんを少し目標として、走る。ジリジリ離されるけど1人で走ってたら降りたくなるぐらいにはきつかった。ただ、粘ってたけど位ヶ原手前で見えなくなり、ひたすらキツい時間が始まる。

大雪景からゴール
この時はもう4.3倍くらいまで垂れてて瀕死。
ただ、途中で抜いていった鈴木さんを発見。
鈴木さんもかなり苦しそう。これは行くしかないと思い、頑張る。
なんとか追いつき残りの距離も1kmないぐらい。
ラストスパートだと思って絞り出す。全然出てないけどさっきよりは遥かにマシなパワー。
あと500m,あと300m,あと100m。
もう何も見ずにゴール前は気合いのダンシングで飛び込む。結果は…

リザルト

目標は60分切りだっただけに全然ダメであぁ…って感じ。
ゴール後は満身創痍で喘息様の症状も出ててその場で倒れそうだった。
めっちゃ苦しいレース。次こそはコンディション整えて万全の状態でリベンジしたい。