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スポーツ日本代表の愛称はどうやって決まる?公募からパクリまで

男子バスケット日本代表がワールドカップで、アジア1位となり、パリオリンピックの出場を決めました。

とにかく試合が面白かった。
バスケットって面白いなと改めて思いました。
僕も中学、高校とバスケットやってましたから、その時はNBAのみで、日本のバスケの選手なんて誰一人知らなかったでしょう。

そこから日本人からNBA選手が出てきて、ついに今回勝利をあげました。
そんなバスケットボール日本代表の愛称は、AKATSUKI JAPAN(アカツキジャパン)です。

この愛称は、2016年に公募で決定されました。
チームカラーの黒と赤を、日出ずる国・日本の日の出、暁になぞらえたものです。
2022年7月28日に、男子と女子の両方を含めた統一的な愛称です。

このような愛称は、ここ最近、あらゆる日本代表に付けられるようになりました。

有名なところでは…。

●野球日本代表の愛称 侍ジャパン
2009年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する日本代表チームの監督就任記者会見で、加藤良三・日本野球機構(NPB)コミッショナーと原辰徳・日本代表監督が発表。

●男子サッカー日本代表の愛称 SAMURAI BLUE
2006年のワールドカップ出場の際に使用されました。
当時は愛称ではなくいわゆるキャッチフレーズであったが、2010年のワールドカップ出場にあたり、正式な愛称として使用することになりました。

●女子サッカー日本代表の愛称 なでしこジャパン
2004年アテネオリンピックのアジア予選を勝ち抜き、出場権を獲得したことで、日本サッカー協会が一般公募で決定。
この名称がスポーツニュースなどで連呼されるようになり、女子サッカーへの注目度が高まった。2011年には新語・流行語大賞年間大賞を受賞。

みなさんが知らないだけで、まだまだあります。

●カーリング女子日本代表の愛称 クリスタルジャパン
2009年に決定。
カーリング女子は有名になりましたけど、クリスタルジャパンはあまり知らないですね。もぐもぐタイムは知ってますよね。でもクリスタルジャパンは知らないですよね。
これはちょっと何とかしないといけませんね。
ネットでクリスタルジャパンと調べたら、一番最初が、サーフショップが出てきました。日本代表が店に負けちゃうのはどうでしょうか?
しかも、夏の店です。

●ホッケー女子日本代表の愛称 さくらJAPAN
2008年に開催された北京オリンピックの出場権獲得を機に、公募で決定。
「さくら」は絶対使われますよね。
正直、さくらジャパンはどのスポーツでも取りたいだろうなと思います。
そのさくらジャパンを名乗るわけですから、これは、ホッケーには強くなってもらわないと困ります。

●ホッケー男子日本代表の愛称 サムライJAPAN
2008年に開催された北京オリンピックの最終予選出場を機に、公募によって決定した。
あれ?
サムライJAPANは野球じゃないのでしょうか?
パクりでしょうか?
ホッケーは男子も女子も愛称で賑わすのでしょうか?
しかし、決定した年代を見て下さい。
ホッケーは2008年。野球は2009年。
そうです。野球の方がパクりなんです。
しかし、みなさんどうでしょう?
ホッケーには申し訳ないですが、野球の方が侍ジャパンじゃないでしょうか?
でも、ホッケーの先なのです。
これについては、2008年3月に日本ホッケー協会が商標登録していた「さむらい(サムライ)JAPAN」に酷似しており抗議を受けたが、加藤コミッショナーは「双方の代表チームが『SAMURAI JAPAN』として親しまれ、世界で活躍できるように応援をお願いしたい」と呼びかけたそうです。

他にもまだまだあります。
バレーボール女子日本代表は火の鳥NIPPON。
バレーボール男子日本代表は龍神NIPPON。
競泳日本代表はTOBIUO JAPAN(トビウオジャパン)。
空手日本代表は雷神ジャパンなど。

しかし、まだ愛称がない日本代表のスポーツもあります。
ではそれを付けましょう。

アーチェリー日本代表の愛称は? 三日月JAPAN
弓の形が三日月みたいで結構いいのではないでしょうか?

ゴルフ日本代表の愛称は? わいは猿やJAPAN
これはあの有名なアニメ「プロゴルファー猿」のオープニングより。

テコンドー日本代表の愛称は? 空手JAPAN

というわけで、僕が学生時代やっていたバスケットを見て下さい。


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