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Be-1グランプリで起こった事件について

第三回Be-1グランプリ優勝は紺野ぶるまさんでした。
流石でした。

僕としては紺野ぶるまさんが出場者の中で、一番、名のある人なので、もっと他の出場者が頑張って欲しかったところです。

さてそんな中、今年のBe-1グランプリでの一番の事件は…。

「おぐ、R-1決勝のネタをやって、審査員中山功太キレる」ではないでしょうか。

おぐさんが、鏡に向かって髪の毛をセットしている中、音声で、数人の人から「ハゲてるのに意味ねーよ」というヤジが飛ぶというネタをBe-1グランプリ決勝でやりました。

それを審査員の中山功太さんが、面白いネタだと前置きした上で、R-1決勝でやったネタをやるというのはいかがなものか?と投げかけました。
今やるなら、もう少し変えた方がいいのではと。

するとおぐさんは9年前のネタだと言って、「まんまやりました」
「なおさら変えろ!」という中山功太さんとのやり取りがありました。
これは準決勝でも演者の誰かが言っていました。

つまり審査員からも演者からも昔のネタをやるのは違うという意見です。

僕の意見としては、別にいいです。
やっちゃいけないというルールはないし、自分のネタだし。
ネタは資産です。
曲と一緒で、一生使える面白いネタを頑張って作ったんだから、一生使って何が悪いです。

もし、9年前に作ったネタでも、誰も知らなかったから文句は言われなかったと思います。
自分がそのネタ知っているから、文句が出たと思います。
知っている知らないは個人差が出るので。

例えば、全国放送でみんなに知られたネタだけど、このネタを作ったのは一か月前。
これはやっちゃいけないのでしょうか?
僕はいつ作ったネタだろうがウケれば関係ないのかなと思います。

それを決めるのはお客さんの笑い声なので、ネタバレしているのなら、笑い声に反映します。
そのリスクはもう背負っているので、審査員はネタ自体の面白さを評価すべきかなと思います。
そこにお客さんの笑い声を加味すれば、昔のネタだろうといい感じの判定になるのではないでしょうか?

昔、これは本当かどうかわかりませんが、M-1の予選で「このコンビは去年より成長が見られたから合格にした」という審査員がいたと聞いたことがあります。

M-1は過去の自分と比べる大会ではありません。
横と比べる大会です。

それと一緒で、このネタは他の人のネタと比べて良いか悪いかだと思います。

なので、ルールに定めがない限り、いつのネタだろうが、知ってるネタだろうが、別にいいと僕は思います。


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