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原作を実写化するとなぜうまくいかないのか?

今週のラジオトークのテーマは「アニメ」です。

さて、大体、漫画の原作を実写化すると失敗しているイメージです。
じゃあ何でやるのか?
売れるからです。
原作ファンは、絶対失敗すると思っていても、どうしても見ちゃうからです。
酷評でも結果売れてるから、またやるわけで。そしてまた酷評で。
見なきゃいいんですけど、予告を見ると、「あれ?もしかしたら面白いかもしれない」と思ってしまうわけで。
予告は面白い。
予告作った人が監督やればいいんじゃないでしょうか?

なぜうまくいかないのか?
原作ファンの期待に応えられない。
キャストの選定ミス。
脚本の改変が多い。

というようなことがあげられます。
しかし、結局、キャストのイメージが違うとか、脚本が変わり過ぎとか、面白かったら言われないと思います。

そして原作を忠実にやったら面白いかと言われればそうではなく。
例えば、ドラゴンボールの孫悟空の髪型を忠実に実写化したらどうでしょうか?
想像しただけで違和感です。
コスプレ大会になったら終わりです。

では、実写化してうまくいった映画はあるのでしょうか?
「るろうに剣心」は評判がいいみたいです。

でもその他は大体酷評ばかりです。
やっぱり映画というメディアに合わせた工夫やアレンジをしないとダメだと思います。
漫画と実写は違うわけで、それなのに漫画の恰好を実写でもやっちゃいます。
合えばいいですけど、ほとんど合いません。
漫画のように実写でも同じ恰好をするのであれば、目も漫画のように大きくすべきです。
それはやりません。
「それは漫画と実写は違うでしょ」と言うでしょう。
そうなんです。漫画と実写は違うのです。

なので、やっぱり違くなって当然なんです。
だから思い切って、忠実にやらない方が、映画の面白さは出るのではないでしょうか?
不満はでるけど、酷評にはならないかもしれません。
シン・を付けて原作とは違うモノにしてはどうでしょうか?

僕は仮面ライダー好きですが、シン・仮面ライダーも好きです。

ちなみに関係ないですが、真・仮面ライダーというのもあるのです。
1992年に公開された特撮映画作品です。
シン・ゴジラ、シン・エヴァンゲリオンの括りなので、シン・仮面ライダーという題名は仕方ないのですが、ちょっとややこしいです。


そんな我々はジョジョの奇妙な冒険の実写化をしています。


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