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歳を取ると好みに変化は出るのか?

昔は嫌いな食べ物が、今は大好きな食べ物になった。
という話はよく聞きます。
味覚に変化です。
皆さんはありますか?

なぜこのような現象が起きるのか?

私たちは舌にある味蕾によって味を感じています。
安心してください。僕も「味蕾」読めません。そして意味もわかりません。
舌に味を感じる機能のこと言ってるのかなーとなんとなく想像してます。

この味蕾は大人になると子どもの3分の1ほどに減少するらしいです。
なので味覚感覚は子供の方が大人より鋭いということです。
なので大人になって苦味、酸味の味覚感覚が鈍っておいしいと思うようになるということです。

「ビールは苦くて飲めない」という人に、「この苦さがいいんだろ。まだまだ子供だなー」という人は、味覚感覚が鈍ってそう思うようになったんだよと自覚しといた方がいいということです。
自分の衰えを自慢していると思った方がいいということです。

こういうことを知っちゃうと、昔は嫌いだったけど、今は好きと言いにくくなってしまいます。

ちなみに僕は本当に、あまりありません。
今もビールは苦いと思うし。
セロリ、ゴーヤ、ブロッコリーなど昔よりは食べられるけど、全然好きではないです。

ただ、ここ一年くらいで、コーヒーはブラックにしました。
前までは、少しでもコーヒーの鮮度を落とさないように、豆を買ったらすぐに冷凍庫の方へ保存して。
そして豆からミルで僕は粗目が好きなので、あまり細かくしないで挽く。
するとコーヒーから、きめ細かい香り、ほろ苦さ、奥深いコクが漂ってきます。
そんなこだわりを持って作ったコーヒーをあざ笑うかのように、砂糖、ミルクをこれでもかと入れてました。
なぜか?
苦いからです。

そんな僕がここ最近はブラックで飲んでいます。
これは僕の味蕾が鈍ったのか?

そうではありません。
砂糖で糖質を取るのをやめようと思ったからです。
砂糖をやめると、それだったらミルクもなくしてカロリー0にしたいという断捨離派なので、それでブラックを飲むようになりました。
要するに毎日我慢して飲んでいます。

すると段々ブラックの苦さにも慣れてきました。
むしろ、コーヒーはこの苦さがいいんだよと思うようになりました。

お前もそうじゃないか!
いえ、僕は皆さんとは違います。

僕の味蕾が鈍ったのではありません。
味蕾が苦さに慣れたのです。

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