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KRUBERABLINKA 1st Album Episode day 1-‘Intro 1’

(facebook初回投稿2020.1.13)

2011年11月23日リリースしたクルベラブリンカの1st Album 'KRUBERABKINKA'の制作エピソードなどを書いていきます。

以前facebookに投稿したものですが、再編集してnoteに連載してまいりますので、ご興味ある方は是非お読みくださいね。

1回目の今回は『イントロ1』。
以下、アルバム概要と、発売当時(2011年11月)、インタビューで赤尾から皆さんにお送りしたバンドのメッセージなどです。

(概要)
赤尾和重ロック・プロジェクト「クルベラブリンカ」の1stアルバム。
赤尾の20年振りのアルバムであり、テラローザ時代の盟友ギタリスト鈴木広美とのタッグでも話題を呼び、内容も充実。ベーシストは The Savoy Truffle/Bluestone Co.の小笠原‘Oganchan’義弘が客演。
                  (リリース時のアルバム解説より)

2011年2月にプロジェクトが発足して、アルバムの前半3曲が書き上げられました。この時点では3曲入りCD-Rとしてライブ会場で販売することを考えていたのですが、2曲を追加録音してアルバムとしてプレスすることになり誕生したのがこのクルベラブリンカの1stアルバムです。追加の2曲「砂山」「業火」を作曲中に3.11東北地方太平洋沖地震が発生。東北が受けた甚大な被害。収まらない余震と原発のメルトダウンに日本中が震撼している最中、アルバムのリリースなんてするべきではないのでは... と混迷の中で書くことになりました。なんとか11月にアルバムをリリース。翌2月からライブ活動に入りましたが、この2曲はかなりダーク・トーンでありながらファンからの支持がありセットリストに入ることも多いのです。

*2012年当時の赤尾からのメッセージ*
『クルベラブリンカをやろうと思って鈴木広美と曲を作り始めた矢先の3月11日に東日本が大変な震災に見舞われて、私たちの心のトーンもバンドを立ち上げるどころじゃなくなりました。でもなんとかその後2曲作って、日本中が不安の渦にある最中の11月に5曲入りのファーストアルバム「クルベラブリンカ」をリリースさせて頂きました。震災直後に作った2曲とは「砂山」と「業火」という曲なんですが、実は哀悼と怒りに満ちた曲です。特に「業火」の歌詞は、私がテラローザ時代から書いているテーマを引継いでいます。まだまだ混迷の日本で、みんながそれぞれの立場で闘っていかなければならないことがいっぱいですが、私たちも私たちの立場で、もっと力のある音楽を作っていきます。』

次回は『イントロ2』として、このプロジェクトでの曲作りなどについて書きますーーー。


(収録曲)
Don’t be so mad
太陽 ~Taiyo~
だれも ~Daremo~
砂山 ~Sunayama~
業火 ~Goka~

(Musicians)
赤尾和重 Kazue Akao / vo
鈴木広美 Hiromi Suzuki/ g
岡田英之 Hideyuki Okada/ kb
泉谷ボン賢 Satoshi Izutani/ ds
小笠原義弘 Yoshihiro ’Oganchan’ Ogasahara/ b (guest)

Album Trailer↓↓↓↓↓

*歌詞*↓↓↓↓↓↓
https://kazueakao.com/Kazue_Akao/Kruberablinka_Lyrics.html

*Album Data*↓↓↓↓↓↓
https://kazueakao.com/Kazue_Akao/cd_kruberablinka.html