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M4 : 場所 Basho (Album CONICALIFY episode)

(facebook初回投稿2017.7.12) 

M4 : 場所 Basho



KRUBERABLINKAアルバム 'CONICALIFY' の曲毎シリーズ第5回目は4曲目の’場所-BASHO-' でございます。

リフがロックやん? カッコいいでしょ?!

鈴木広美氏からこの曲のBASICが届いたのはアルバム・リリースの前々年、2014年のことだったのですが、確かドラムスの泉谷ボンが骨折のため、なんとな~くクルベラブリンカもライブ活動はお休みモードだった時だったのかな?
とはいえ、2014年の12月に『冬のクルベラ』を配信のみでリリースした後だったので、記憶が交錯してるんですけど、とにかくライブより曲作りを優先していた時期でした。
最初に聴いた時、空間があってリズミカルな鈴木広美のギター・リフにノックアウトされて目が♡になったの覚えてます。
やっぱりギター・リフ(リフレインの略)ってロックの醍醐味のひとつですよね☆ 英語圏だと'Guitar riffsっていうのかな?

 そういえば、私たちが子どもの頃は海外アーティストの演奏でしかHR/HMは聞けなかったんです。
日本には洋楽ではクラシックとジャズの演奏家しかいなかった様な時代だし、J-ロックなんてジャンルもまだまだありません。
今では日本にもロックバンドがいっぱいあって、私も『アルカラ』や『ONE OK ROCK』など好きなバンドもありますが、このGuitar Riffs ってのはなかなか聴けなくなりましたよね。
うねる様なリフがギター中心のロックの醍醐味だったんですけどね〜。

寂しいな~。

日本でもHR/HMバンドって、ま、特別です。
リフを持ってる若いバンドには頑張って継承していって欲しいな!
リフってね、そのフォルムも弾き方もセンスの塊、聴かせどころなのよ〜〜♪
ギター弾けん奴が言うなやな、すまんヾ(๑╹◡╹)

デモ音源を作ってリリース

『場所』の話しに戻しますけども、
とにかく、イカしたリフに仮歌を付けデモ音源を完成させたんですよね。
リハビリ中のボンにも聴いてもらって、リズム・パターンの意見もらったりしながらね。
既に年を越して2015年になって
この年はアルバムをリリースしていなかったのですが、まずは『場所』のデモ音源をBandcampで無料ダウンロードできるようにしたんです(現在はYouTubeのみ)。
勿論、デモだからドラムスとベースはMIDI音源でホントにラフな録音物なんですけど、、、

そのDemo音源のYouTubeはこちらです

ベーシックのドラムス・トラックはヘヴィーな8th feelだったのを、赤尾がAメロだけイタズラに16th ハイハットに差し替えたver.です。ほとんど聞こえんけど!
(アルバム本番は8thに戻ってるよ♪)
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そして正式にアルバム Conicalifyへ

その後、2016年にアルバム'CONICALIFY' を制作することになるんですけど、この『場所』も収録することにしたんですね。
勿論アルバムではドラムス泉谷ボン、ベース鎌田 学ですから、デモとは比べ物にならない、更にギラギラした生きた音楽が出来上がったのはいうまでもありません。
抜群のギター・リフにも磨きがかかった仕上がりになっております。
しばらくCONICALIFYをお聴きでない方は、ぜひ月を見上げながら(今日は見えなかったらごめん!)お楽しみ下さいね。

さて、『本気のシュレッダー粉々に飛び散る記憶の火花』は以上です。

次回はこのアルバムの最終回!!!
5曲目の 'Caldera' のことを書きますよ。

サブスクで聴く


(Musicians)
赤尾和重 KAZUE AKAO : Vocals
鈴木広美 HIROMI SUZUKI: Guitar
鎌田 学 MANABU KAMADA: Bass
泉谷ボン賢 SATOSHI IZUTANI: Drums

(アルバム収録曲)
1:Test Tube
2:Chamber
3:Cypress
4:Basho
5:Caldera

(Album Data)
https://kazueakao.com/Kazue_Akao/Conicalify.html