枝葉末節談話9話目:"イイね"中毒の気持ちがちょっと分かってきた

自分を認めてほしいんだ!

本来、人間というのはお互いを尊重しあうべきだと思うのですよ。別にそれは難しいことではありません。傷つくようなことは言わない、悪意をせめて本人の前では見せない、大声を張り上げたりしない……つまり大人になれってことです。人格者と言われる人はこんなことはしないでしょう?

しかしそれができない奴が一人二人いただけで、現世は地獄になってしまうんですよね。こういう人は冗談抜きで人格矯正をする法を作るべきだと思っています。犯罪者だって社会に適合するために刑務所に入れて矯正することが法によって認められているんですから。社会に対する害悪という観点からすれば大した違いはないと思います。

大分話がずれてしまいましたが、つまりは「現実社会では全然尊重してもらえないから、"イイね"をもらって認めてほしいんだ!」ということなんですよね、"イイね"中毒というものは。分かる! 今なら分かるんです!

"イイね"ならぬ"スキ"中毒

私はアラサーになるこの年までSNSというものに深くかかわったことはありませんでした。ツイッターアカウントは持ってますけど、適当につぶやくだけで……特に何かしたことはないんですよね。そんな私がnoteを始めました。恥ずかしながら文章を書くことは好きなので、ちょっとコラムニストの真似事をして遊ぼうみたいな気持ちでした。そしてもらえたんですよ、このSNSの"イイね"にあたる"スキ"を。

たった一つのハートがこんなにうれしいなんて思いませんでした。

多分押した本人は特に大仰な気持ちは持ってないと思うんです。ただちょっと内容に共感できたから押しただけなんでしょう。タダですし。それでもこれは認めてもらえたってことなんですよね。面白かった、だから押してあげようっていう……

ひたすらにこれを味わいたいがために、人生をすべて投げ打とうとする気持ちもちょっとだけ理解できました。

でも媚びたくもないよなぁ

それで"スキ"をもらう方法もある程度は確立されているんですよね。ここでは書きませんけど。でも、それじゃあ本末転倒じゃないかなぁと思うんです。別にお金をもらっているわけでもないのに、他人の言うなりになって記事を書くというのは……言語化は難しいですけど、なんか嫌ですよね。

noteも難しいものだなぁ……

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