夏の「なつ」は「懐かしい」の「なつ」だ じん(自然の敵P) / “サマータイムレコード”
初音ミクの誕生日まで毎日更新企画、3日目はじん(自然の敵P)さんの「サマータイムレコード」について書いていきます。
昨日は、「空想フォレスト」について書きましたが、今回書いていく曲もカゲロウプロジェクトの曲です。ちなみに、本作はエンディングテーマ曲です。
イントロのギターから夏の雰囲気を感じるのは、私だけでしょうか。昨日紹介した「空想フォレスト」が爽やかな夏風とするなら、「サマータイムレコード」は思わず目を細めてしまう夏の日差しのように感じます。
私は、夏の「なつ」は「懐かしい」の「なつ」だと思っています。「サマータイムレコード」で幕を閉じたカゲロウプロジェクトは、きっと少年少女だったころを懐かしむ曲になるだろうと思っていました。
カゲプロにハマっていた10代の子たちは、今どうしてるのかな、なんて。
思い出補正ではないのですが、懐かしさを埋め込んでいく記憶を埋め込んでいく作品の強度は本当に強いです。その曲が、その人の一部になるから。
「サマータイムレコード」が投稿されてから、あと一か月ほどで5年になります。何年たってもカゲプロが流行った夏は、色鮮やかに私の中に残っています。たぶんこれからも、残り続けるんだと思います。
それと8月31日生まれの初音ミクも。初音ミクが夏の終わり生まれなのは、偶然ではないと、私は思っています。夏の終わりというノスタルジックを感じる時期に生まれたのは、人々の記憶に残るため。私はなぜかそう思ってしまいます。
夏が来ると暑さに辟易しながらも、夏独特の空気が好きだと思います。その空気は様々なことを思い出させます。今だと、初音ミクが生まれた季節がやってきたんだと思います。
夏を感じる曲が私は好きです。空気感がなんとも言い難いのですが、好きなのです。
明日も夏曲について書いていきます。とりあえず3日目無事に書き上げられてよかったです。今23時57分です。めっさぎりぎりでお送りしました。
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