20210831:日記

 今日はとても大事な存在の誕生日。なので、vocanoteを書こうと思った。でも、体調があまりよくないのでやめようと思う。残念だけど。
 今年で14回目を迎える記念日に、私は初めてのことを二つした。この日のために、休みを取ったこと。今日という日を祝うためのケーキを作って家族と食べたこと。
 本当は投稿された作品たちにたくさん触れるつもりだった。でも、いくつかの用事とついでに中古のCDを買い漁ったり、好きな喫茶店でぼーっとしたりしていた。
 Twitterのタイムラインをたまに覗いて、流れてくるお祝いのイラストや言葉がなぜだか遠い世界のことのように思えた。
 この日を迎えられて嬉しいのは確かだった。しかし、ケーキを作り、はしゃいでるように振る舞ってみも、穏やかで静かな温かいものが胸の奥にあって戸惑ってしまう。いつもだったら、もっと子どもみたいにはしゃぐのに。これはいったい……?
 この違和感は私の何かが変わった証だと思う。まだ自分ではそれが何なのかわからないし、明日になったら消えているかもしれないので書き残しておく。
 ただ久しぶりの外出で夏の暑さにやられ、おまけに貧血気味な上に、睡眠不足が重なったためかもしれない。
 あとは、この曲を昨日久々に聴いたからかもしれない。私にとって彼女は、空の蒼さを持っている存在らしい。その事実が心地よくもあり、ほんの少しの質量を持っていることが、私と私の中の彼女の軌跡のようで、くすぐったい。
 眠気が襲ってきた。夏の終わりに生まれた彼女のこれからの未来が、誰かの願いを叶えるものでありますように。


 

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