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グループの頂点

前回に引き続きナツコのHSP人生を振り返る会

を開催したいと思います。

相変わらず更新の頻度は低いですが

自己満足の記事なのですみません。


読んでいただいている方には

感謝でしかありません。

お付き合いいただきありがとうございます。


さて、前回は「4年3組」のお話をしました。

完璧でいることを求めるがあまり

自分の心を知らず知らずのうちに傷つけまくっていた、

という話。幸か不幸かHSP気質だと気づくのは

ここから10年以上先のことになるのですが。


本日は中学生時代について振り返ろうと思います。

忘れもしない中学校1年生の時。


スクールカースト

中学生時代、「スクールカースト」に異常に縛られていた。

スクールカーストについて、読んで字のごとくだが

以下のことを言う。

学校のクラス内で、勉強以外の能力や容姿などにより各人が格付けされ、階層が形成された状態。階層間の交流が分断され、上位の者が下位の者を軽んじる傾向があることから、いじめの背景の一つともみなされている。インドのカースト制になぞらえた語。学級階層。(goo国語辞書)

周りのことを気にし、「嫌われたくない」一心から

クラス替えがあればすぐにスクールカースト上位の子に

目を付け、仲良くなるようにしていた。

中学校1年生の時、特に顕著だった。

入学し、春のうちに上位のグループに在籍していた。

(なんだ在籍って

ただ、いつ上位のグループから振り落とされるのか分からない不安

上位のグループのリーダーに嫌われてはならない

そんな状況がストレスでたまらなかった。

スクールカースト上位のグループから抜け出すことの方が

もっとストレスになるはずだったので

この状況を変えることができなかった。


リーダーやらなきゃ再来

ストレスを溜めまくっていたある日、中1ナツコは思いつく。

「私がこのグループのリーダーになればよくね」

今となっては アホか としか思えない。

当時のナツコの心境からしたら、グループのリーダーになれば

嫌われる不安はなく、常にカーストトップでいられる。

ただ、グループのリーダーは簡単になれるものではない。

ナツコは思いついてしまう。

「悪口で団結しよう」


悪魔

人間って残酷であまり仲良くない赤の他人が一番盛り上がる話題は

「他人の悪口」

だと思う。

大人になった今でもこれはずっと変わらない。

ナツコは今、人の悪口を言うことは控え

たとえ聞いたとしても

ハッピースマイリング(愛想笑い)でなんとかその場を

濁すことが大人になってやっとできるようになった。

さて、中学生時代の話に戻ると

悪口を言うことで人は団結することを学んでいたナツコは

同じグループにいた苦手な女子をターゲットにし

まずは自分の特に仲の良かった子と

その子の悪口を共有した。

悪口はあっという間にグループ内に広まり、

ターゲットの女子はグループからハブられてしまった。

いじめ以外の何物でもない。

ナツコはいじめのリーダーになっていた。

今となっては後悔しか残っていない。

その子の心にもずっと残る傷をつけてしまった。

これはどんなにナツコが改心をしても、

大人になっても、

ずっと変わらない。


ナツコはこの出来事を境にグループの中心人物になれた。

当時は満足だっただろう。

周りのことを伺ってた平社員があっという間に

経営層まで昇りつめたのだから。

幸い、ターゲットになっていた女子は

ナツコのことを許してくれた。

許してくれても、傷はずっと残るのに。


今日は中学生時代の話でした。


自分が人から評価を得るために

誰かを蹴落とす、というのは

大人になってもよく耳にします。

というか大人になってからの方がよく耳にするような気がします。

上の人に気に入られて出世する、気に入られて部署異動、とか。

挙げるとキリが無いですね。

ナツコはありがたいことに古き良き日本の企業で

働かせていただいておりますので

特に顕著に上記が感じられます。


ナツコが人生の中で一番後悔している過去は

ある意味日本社会そのものなんだなあと

悲しい気持ちです。


ナツコはそのような企業の風潮が

気持ち悪くてストレスで(業務内容のストレスもあるが)

周りをキョロキョロして仕事をするのを

一刻も早くやめないと自分が壊れるなあと思う今日この頃です。

周りを気にしないで、自分の好きなことができる仕事なんて

あるのかなあと疑問ですが。


最近は少し体調がよろしいので

頑張りすぎず、ゆるゆると生きていこうと思います。


ではまた。

明日からまた社会貢献してきます。




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