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いざ勃てイメクラ嬢

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風俗デビュー前夜から1年9ヶ月在籍した新大久保イメクラ嬢時代を綴ります。 マガジンでは上から並んでいる順に読み進めて頂くとスムーズです
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2023年2月の記事一覧

いざ勃てイメクラ嬢~風俗デビューの日②~

いざ勃てイメクラ嬢~風俗デビューの日②~

人はどこからをスタート地点に風俗デビューと呼ぶのだろう。
こちら側の覚悟や心意気で言えば、面接時やあるいは面接の電話を掛けた時には既にスタート地点な気がしなくもないが、一般的にはやはり体験入店初日をデビューと呼ぶような気がする。
しかしその初日とは...先程の進研ゼミPR漫画を模したようなマニュアルを読まされた時なのか、初めての客が待つホテルのドアをノックした時なのか、はたまたお金を貰って知らない

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いざ勃てイメクラ嬢~壊れかけの金銭感覚~

いざ勃てイメクラ嬢~壊れかけの金銭感覚~

人に言えないような『ヘン』な仕事───
お金の為だとしても普通の人は出来ない『そんな事』───
あの娘風俗嬢らしいよ。そんな噂が立つ時は後ろ指を指しながら声を潜めて、そんな言葉が囁かれる。
SNSや写メ日記が普及していなかった当時は、風俗産業従事者に対する風当たりは今よりも幾分か強かったように思う。この仕事が世間一般的にどう思われているのかは、僕も始める前から重々知っていた。だから僕も自身が風俗嬢

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いざ勃てイメクラ嬢~9月、まだ1年生。慣れと別れ~

いざ勃てイメクラ嬢~9月、まだ1年生。慣れと別れ~

タイマーが鳴った。
『シャワー行かないとね』
ここ数ヶ月、2週間と空けずに僕に通っている本指名の彼は、自身の腕枕の中、裸で収まっている僕に声をかけた。
『もうちょっとだけ、こうしてたい』
シャワーに行くのが何だか惜しくなってしまった僕は彼の首に腕を絡めしがみつく──────
なんつってな。
タイマーは予定時間より2分前にセットしておいた。まだ全然時間内だ。そうとも知らず僕の色恋営業に引っ掛かってく

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