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社会的養護を必要とする子どもたちへの活動(2022)

自分のメモも含めて・・・・
【社会的養護を必要とする子どもたちに関する取り組み・近況】

・養育家庭里親への道・

乳幼児時の愛着問題から家庭的養育を進めたいと思いつつ、里親登録を進めるにあたって我が家の最大の問題は「間取り不足」

東京都の現状は、改善を求めておりますが、なかなか一般人にはブラックなルールです。。。

 <東京都里親認定基準>

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/satooya/seido/hotfamily/satooya/s_kijun.html


特にうちの様にある程度の年齢に達した実子(血縁のある子)がいるとそれなりの部屋数が登録には必要となっていて、

数年前に門前払いをくらってしまいました・・・

あれから、23区それぞれに児童相談所が開設し始め、里親に関する事業も民間への委託がかなり進みました。

現状の内山家は世田谷区のフォスタリング機関、世田谷区本庁と連携し、里親受け入れに向けての自宅改築の要件定義を協議しております。

またここの進捗は追ってお知らせできればと思っています。

間取りで里親登録あきらめている方へ、朗報がお届けできれば!と思っております。


ちなみに以前も共有しましたが、厚労省が発表した新しい養育ビジョンでは、5年以内に現在全体の10%ほどの幼児の家庭的養育(施設→里親)を75%にすると宣言しています!全っ然足りていない…

 <新しい社会的養育ビジョン>

https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000173888.pdf

もう先進国の中で日本がかなり下位問題は色々なジャンルで言われていますが、ここも例外ではないです。


・アドボケイト・

社会的養護を必要とする子どもたちに関わり知った「アドボケイト/アドボカシー」日本では政策提言という意味で使われることが多かったですが、当事者の子どもの声を擁護していくものとして今後ますます欠かせないものとなっていると感じています。

わかりやすくいうと「マイクの役割」

専門職という立場以外のフラットな関係から、当事者の子どもの声を受け止めたり、大きくしたりする。

子どもの主体性を尊重して自分で「選ぶ」環境を作る。

私はまだまだ勉強中の身ではありますが、自治体へアドボケイト導入など今後ますます進んでいくと思いますし、

世田谷区には現在「せたほっと」というコンテンツがありますが、アドボケイトも導入もぜひ進めていければと思っており、御関係の方へお声がけしています。


・居場所問題・

居場所問題、サードプレイスと声があがって久しく感じますが、

本当に子どもたちの中には家庭や学校に居場所がなく、例えばトー横(新宿歌舞伎町)へ行き着いてトラブルに巻き込まれてしまったりということを現場にいると日々多く体感します。

私自身も複数の居場所やつながりを持っていたことで救われた経験があります。

ちょっと上の学校や家庭とは別の居場所を、オンラインでもリアルどちらでも気軽に持つことが、子どもにとっても(もしかしたら虐待をしてしまう大人にとっても)日々を豊かにしていく上で欠かせないと思います。

ぜひ素敵な場を持つおねえさま、おにいさまとまずはスポットでも連携して行かれたらなと色々企んでいます^^。


細々ではありますが、血縁があってもなくても子どもたちを多くの手でケアして行かれたらと思い進めていきたいと思います。

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