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やっぱり黒が好き/黒白歌合戦……前半戦

恐らく、一番遅いレポ。
そして私、初めてのレポ。
終わった日とか翌日にササッと書いて上げられる人の処理速度に追いつきたい。
数多レビュー、レポがあるので詳しいことを知りたかったらそちらを読むといいですw
ほしのんさんのレポはオススメです。

まず基礎知識として私の推しは顔がいいボーカル様だということを念頭に置いて頂きたい。ということで彼の書く歌詞をベースに思いの丈を載せてみようかななんて。

黒白歌合戦、まずは林檎からスタート。
『嘘を放てば罪なのか 誠を貫くが正論か』
深い言葉ですね。ずっと脳内リピートしてます。
彼らの嘘とは、彼らの誠とは何なのでしょう。
血が滲む程に噛み締めた林檎の正体は、もしかすると悔しさとかそれでも追い続ける夢なのかもしれない。
ライブ冒頭からかっ飛ばしてますね素晴らしい。

お次の曲は仮面。
私、多分この曲をライブで聴くの初めてかもしれない。
『錆びた顔にはもうさよなら』
ライブハウスでのライブが無くなり、無観客ライブの配信も無くなり、五人で顔を合わせることも無くなって、あまつさえ九月に予定されていた、二度に渡る延期の末に独想演奏会の桃と紅の日が中止になった。でも、五人揃ってこうしてライブが出来た。
今までの錆びた様なツラ蹴っ飛ばして前を向こうと歌います。

三曲目は蛹。
『現実は幻にして甘い未来描いている』
蛹は恐らく去年のLTSで聴きました。覚えてません……ゴメンナサイ。
ストレートに情けない自分から目を背けて全部夢だと歌う曲。五人とも、そんな人物像からはなかなかかけ離れているように思いますが、人間誰しも明日起きたら五キロ痩せてないかなとか、明日起きたら絶世の美女になってないかなとか考えて寝た日があるもんで、ご多分にもれず経験があったりするのでしょう。
明日起きたら、コロナ禍なんて幻になってないかなぁ。

四曲目は薄荷飴。
『虚しく転がった薄荷飴』
そんな願いも虚しく転がっていつもの朝。またねなんて言うのも聞くのももういい加減にしてくれ。
いつになったらファンの目の前でライブができるのか、なんて愚痴は吐けない。刺激的な甘味はまだ外には出せない。哀しいね。

五曲目は桜桃。
口の中で転がる曲が続きます。
『言葉は殴らないし 切り裂きもしないけど
優しい音に隠れ 私を殺してしまう』
そりゃ言葉は実体が無いから、物理的な攻撃など何一つしてこない。でもあなたのその声で少しずつ傷付く自分がいる。あなたがそう言うのならノーとは言えなくて、自分が自分じゃないみたい。
好きだからこそ一旦離れてみたら、何かが変わるのかしら。

六曲目、杏子。
この歌い出しのアカペラは見事。ゴリゴリのロック曲、黒の中の黒、ジワジワと蝕まれる曲なのに、アコースティックにも変容させていける底力怖い。
『願う景色が夢の中なら いっそこのまま 眠り続けて』
こんな状況いつまで続くんだろう。夢の中でしか叶わないのならもう目を開けたくないんだ。現実などこの胸の炎で焼き尽くせたらいいのに。

七曲目でお待ちかね、傷年傷女。
『現実の硬さに 僕ら3・2・1で死んでも
誰一人奪われずに消えねえ 「先の未来」』

いやいや、大事なのは今楽しいかどうかだろ!?未来のことなんて誰にもわからない。現実の悲しみがなんだって言うんだ!しんどいのもどうにもならないのも当たり前で、だからこそ今この瞬間を楽しむ。

彼らのライブは彼らの生き様そのままです。
歌を聴く?音を聴く?顔を見る?
彼らが魅せてくれているのは、己のバンドとしての人生そのものではないか。
……ちょっと壮大すぎた。そんなん言われてめっちゃプレッシャーやん。

悩み苦しみ、それでも楽しさを大事に前を向いて突っ走る。全力で。だからこそ彼らが大好きです。

前半戦、ここまでです。
気力があれば後半戦続きます。待たずに待って……

後半↓
https://note.com/akane_lacco/n/nc5acaf2e6ddc

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