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k. akane
2023年9月18日 15:03
【要約】本稿は、美術フォーラムの特集「「装飾」の潜在力」にあわせて執筆された論考である。本稿では、ルネサンス以降から近代、現代までの装飾や文様の捉え方や解説したうえで、1970年代という時代は美術(特に絵画)や装飾について大きく価値を変えようとした転換期にあたると考察している。その中で1970年代に活躍したがアメリカの美術評論家エミリー・ゴールディンを紹介している。エミリー・ゴールディンは同
2023年6月15日 11:03
(1)要約本稿は、近代芸術作品における「グリッド」表現を考察している。この考察では、グリッドが近代以前に作品の表彰として現れなかった近代特有の表現であることを明らかにしている。まず、クラウスはグリッド表現には、「近代(モダニティ)を宣言する方法」として二種類の要素ー空間的なものと、時間的なものがあると主張する。空間的な要素空間的な要素において、グリッドは芸術領域における自律性を示す。そ