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だから私は旅をやめられない

今日は大好きな旅について。

いままで渡航したのは6か国。
初めての海外から「知らない世界に飛び込む感覚」のクセになって2年。
人生という旅を始めてもう少しで22年。

自分にとって旅とは何なのか

明確な答えはわからないけど、今私の考える「旅」を伝えたいと思います。


❁❁❁

1.旅は「好奇心」と「行動力」を実践する場

好奇心旺盛、なんでもチャレンジ、やりたいことは周りに流されずやる。
そんな性格の私ですが、今までリーダーとか積極的にやってきたほうではありません。それは、決められた人数しかなれないため、他にやりたい人がいればどうぞくらいの感覚だったから。

しかし、旅は違います。誰でもできる。みんなできる。好奇心と行動力があれば今すぐにでも。
私はどこかに行くことだけが旅ではないと思っています。気持ちがワクワクすることに巡り合えた時、それは旅のスタート。本を一冊読むことも、世界一周することも、その人のかけがえのない旅にかわりはないのではないでしょうか。


2.旅は自分に何ができるのかを考えさせてくれる

ミャンマーの首都ヤンゴンに行ったときの話。ただの観光で終わるのは嫌で、貧困地区といわれるダラ地区に足を運びました。
何か自分にできることはないかと考えて、子供たちにお菓子を配って遊んで歩きました。その時は、子供たちの笑顔がたくさん見られて、一緒に遊べていいことをした気になっていました。
しかし、あとから振り返ってみると、あの行動は正しかったのか、あのお菓子は一時的かつ一方的で子供たちに何か残すことができたわけでもない、自己満足でしかなかったのかもしれない…そう思うようになりました。

子供たちの笑顔を思い出すたび、自分の無力さを痛感します。
やらないよりはやったほうがいい、しかしそこで満足してはいけない。
日ごろの生活でも言えることだと思います。

旅をしなければ、ここまでの気付きはありませんでした。
同じ人間として、同じ地球に生きる者として、自分には何ができるのか考え、その行動から大きな学びを得る。旅の大切な魅力の一つです。


3.旅は自分の持っている力を再確認させてくれる

インドのデリーに行ったとき、詐欺にあいました。
ここまで人間を信じられなくなり、怖いと感じたことは今までありませんでした。自分の勉強不足から招いたことですが、死ぬほど怖くて、友達と近くのカフェに逃げて号泣したことは忘れません。所持金もなくなり、立てていたプランも崩れ、始まったばかりのインド旅に嫌気がさしました。
しかし、よくよく考えてみると、超理不尽なインド人に対して、大した英語も話せない私たちが冷静そうに立ち向かえた強さは自分でも驚きました。そして、次の日からは切り替えて、とられたお金は詐欺の授業料と思って再出発できたポジティブさ。どんなことでもポジティブに考える思考回路はここから加速したのかもしれません。
さらに今はこの経験をきっかけに、卒論でインドの労働について調べています。笑

旅に予期せぬアクシデントはつきもの。
でも、そんな状況で発揮する自分の未知の力と経験は、旅が壁を乗り越えた者に与える最高のプレゼントだと思います。


4.旅は一気に自分の世界を広げてくれる存在

大学二年の夏に行ったオーストラリアをきっかけに、私の人生は大きく変わりました。
先進国だけでなく発展途上の国も自分の目で確かめたいと思って行ったカンボジア。そこで出会った夢を応援しあえる日本の仲間たちと、現地の人のぬくもり。
アジアの面白さにハマり、バックパッカーで旅したインド、ネパール、ミャンマー。世界を自由にみてまわれる幸せを感じました。

そして、今活動しているTABIPPO学生支部。旅を愛する学生たちが集い、旅の魅力を発信しています。

すべて旅が広げてくれた世界。
この世界が大好きで、これからも大好きだから、私の世界は広がり続けます。

❁❁❁

次はどんな旅が待っているのか、想像するだけで興奮します。
まだまだ知らない世界がたくさんあります。知りたい、見たい、感じたい。
だから私は旅をやめられない。

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