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「プロファイル」とは
-はじめに
Salesforceメモ帳の一枚目は、「プロファイル」についてです👏
本当は、”「プロファイル」と「ロール」のちがい”で一枚書く予定が、「プロファイル」について書いていたら長くなってしまった次第です・・・
「プロファイル」と「ロール」はSalesforceの管理者なら誰もが触れるところですよね。
この二つ、前職でろくに学習もせず、感覚でやっていた時はよく理解してませんでした。
ユーザ登録する時に設定するけど、どっちが何だかよくわからんな~と思ってました。(お恥ずかしい限りです😳)
-本題
∟言葉の意味
ITの分野では、何らかの対象に関する属性や設定などの情報を列挙した、ひとまとまりのデータの集合のことを指す場合が多い。
例えば、一台のコンピュータや一つのソフトウェアを複数の利用者で共用する際に、それぞれの利用者ごとの設定情報や個人的なデータなどを(ユーザー)プロファイルとしてまとめて切り替えることで、各々が自分専用のように使用することができる。
∟Salesforceでの「プロファイル」とは
一言でいうならば「権限」でしょうか。
それも、「動作に対する権限」です。
そのユーザが「やれること」を決めるもの、というとわかりやすいですかね。
「プロファイル」はユーザアカウント作成時に、一つ設定することができます。
必須項目なので、必ず何か一つの「プロファイル」を選ばなければなりません。
∟例を見てみましょう
標準で用意されている「プロファイル」を例にします。
AさんとBさんがそれぞれ下記の「プロファイル」を持っているとします。
Aさん:システム管理者
Bさん:標準ユーザ
下図は、実際のシステム管理者に対して設定されている「標準オブジェクト権限」です。
※このオブジェクトというのは、Salesforceの中のDB(データベース)と思っていただければ。
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システム管理者というだけあって、たくさんの「権限」を持っていますね。
標準ユーザはどうでしょう。
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データ管理は基本的にできないし、かなり限られたデータしか見ることができないことがわかりますよね。
Aさんはシステム管理者なので、”アイデア”というDBに対して、
・見る
・登録する
・編集する
・削除する
という動作をすることができるけど、
Bさんは標準ユーザなので、
・見る
・登録する
ことしかできない、ということです。
-おわりに
いかがでしたでしょうか。
次回は「ロール」についてまとめるので、そちらも見てちがいを理解していただければと思います。
そのためには早いところ文章化しなくては!