オタクこれだからホント

マジでハマった時のパターンが決まってるんだよね〜

25年間生きてきて、初めて俳優さんにどハマりしようとしている。テレビバラエティはロクに観ることもなく(うちの母はニュース派のためバラエティを選ぶ権利がなかった)、ドラマも一部しか観てこなかった。
地元の仲良くしてくれる友人たちはすごいテレビっ子で、今でも集まるとこんな会話ばかりである。

友人A「この前のしゃべくり観た〜?」
友人B「観た! マジであの話のくだり面白くてさぁ」
わたし「どういう話だったん?」
(ここで友人による説明)
わたし「え、それ超面白いわ(しゃべくりっていつやってるんだろう…?)」

大変恥ずかしい話なのだが、中学生の頃、「笑点」のテーマを知らなくて周囲にギョッとされたくらい、私はテレビを観てこなかった。一応、今はテーマはわかる。
当時の私をフォローするわけではないが、たぶん最近の子は「笑点」のテーマ知らない子が多いと思う。だって、テレビよりもYouTube観てるから。

「おっさんずラブ」とか「けもなれ」「アンナチュラル」と最近はドラマもちょこちょこと観ているし、テレビを観なくても配信でドラマを観ていたりしている。どハマりしたドラマもある。でも、俳優さんの推しはいなかった。なぜだかはよくわからないが、推しにはならなかったのだ。
友人たちがいろいろな俳優さんにハマっていく中、私の推しは某アニソンロックユニットのボーカル様ぐらいなものであった。

私がハマったのは「ヤスケン」こと安田顕さん。いまメッチャハマってる。すごいハマってる。どれくらいかというと、過去のブロマイドを購入しようとしてみたり(まだ買ってない)、過去の出演作のDVDを購入しようとしたり(ハナタレナックスのDVDを1枚買った)、出演作を片っ端から観ようと漁ったりと、いつもの漫画やらアニメやらにハマるパターンを綺麗になぞっている。今回が今までと全く異なるのは、ハマる対象が二次元の登場人物ではないこと。まさかまさかの俳優さんという、人生で初めて踏み入れるジャンルである。

ハマった原因はただひとつ。Twitterで見かけて何の気なしにこれを観はじめてしまったことだ。

初見から圧倒的な独自の”ワールド”に夢中になってしまった。「なんでボディビル?」とか「なんで脱いでるの?」というようなツッコミを入れる間もなくひたすらボケ倒し進んでいく。ツッコミが追いつかない。
というか、ドラマの裏側をすべて見せていくことで、ほんのちょっとした1シーンの裏側にある努力や工夫がよく見えてくる。本当に全部見れるので、ボディビルを習いに行ったり、プロテインを買うために予算の交渉をしたり、テーマソングを作ってたりと、本当にすごかった。真池龍のダンスシーンとか本当に感動もの。爆笑しつつ出演陣のすごさも知れるのでどんどんハマっていった。
EDのダンス収録の裏話は本当に爆笑。すごい。

次に観たのがシーズン1。

いや〜〜〜〜〜脱いだ。脱いでた。すごい、脱いでた。超絶ビックリしたけど脱いでた。全裸だった。この辺までは普通に爆笑して観てた。
このあとシーズン3も観たんだけど、普通に爆笑して観てた。でも、終盤でだんだんと「ウケる〜」から「なんか……可愛いぞ……?」と思ってきてしまったのだ。

決定打になったのはシーズン4。「山田家の人々」から彼の一挙一動に可愛さを感じるようになってきた。

正直、「全部観るのしんどいな〜」って思う人多いと思う。絶対そう。
だからとりあえずこの「山田家の人々」だけでも観て欲しい。第3回までまったく本編やらないんだけどめちゃくちゃ面白い。脚本ができるまでのアレコレも含めて面白い。
ちなみに、私が圧倒的に可愛いなと思ってしまったのはヒロイン役の女優さんとの初対面のところと、ボーリングのメイキング。どちらも可愛さが凄まじく、巻き戻して数回観た。そんな感じでシーズン4は各回とも何度か巻き戻して数回観るという行為をしているので倍近くの時間をかけて視聴した。

いまシーズン6の対決企画を観ているんだけれども、全体的に愛おしさを覚えてきて、他のHTB番組のDVDを買おうと通販サイトを開いているくらいにはヤバイ。

この話を友人A・Bにしたところ、大爆笑だった。

友人A「なんでそこ行った!?」
友人B「確かにイケメンだけどなぜ……?」
わたし「わたしもまったくわからないのだけど好きなんだよね」

とにかくわけがわからないし、頭で理解するよりも先に「可愛い」という感情が先に来ているので、とりあえず最後まで観ようと思う。観終わったらネトフリで水どう観てみよう……。

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